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“爪噛み”“袖噛み”突然始まる気になる癖には理由がある

Baby&Kids

“爪噛み”“袖噛み”突然始まる気になる癖には理由がある

vol.1995【1日1成長お母さん】子どもを観察して癖がどんなときに表れるのかを探ろう

早くやめさせたい気になる癖。「ダメ!」と言われるとかえって悪化する

爪を噛む、貧乏ゆすりをするなどの気になる癖。今までしていなかったのに、ある日突然表れる子がいます。「やめようね」と言ってもなかなかやめられない状態に「何度言えば分かるの!」とつい怒ってしまうことも。実は、気になる癖は過度な緊張状態にあるときに表れることが多いのです。怒られるとさらに緊張が高まり、かえって癖が悪化することもあります。まずは、どうして子どもが緊張しているのか観察することから始めてみましょう。

癖が出る本当の理由は何か?子どもを観察して真相を突き止めよう

気になる癖の多くは、環境が変わったり過度なストレスを感じたりすることで表れます。子どもが知らず知らずのうちにがんばりすぎて、それが癖というサインで外に表現されるのです。気になる癖が表れたらすぐに注意はせず、子どもの様子をよく観察してみましょう。どんなときに癖が出るのかを探ります。癖が出る本当の原因が分かったら、それを解決する方法を考えます。そして、子どもには「がんばってるね」「大丈夫よ」など、エールの言葉をかけて安心させましょう。

お母さんからの“エール”と“スキンシップ”が不安を乗り越える力になる

最近、お引越しして転園したMちゃん4歳。今まではしていなかったのに、頻繁に袖を噛むようになりました。新しい園で慣れないことも多く不安なのだろうと、癖のことは注意せずにお母さんはそっと見守ることにしました。袖を噛みながら家の玄関先で「行きたくない」と泣くことも。そんなときは、Mちゃんをそっと抱きしめて「Mちゃんなら大丈夫よ」と声をかけてあげました。1年経つと、すっかり園生活にも馴染んでいつの間にか袖を噛む癖もなくなっていました。

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