夫婦のセックス頻度！セックスレスでない夫婦の営みの平均と回数アップの方法

そもそも夫婦間にセックスは必要？夫婦生活の意味や意義とは

セックスレス夫婦の離婚率は74％にもなるというデータがあります。夫婦生活には愛情表現の意味も込められているため、愛情や信頼関係を保つためにとても大切な行為です。愛するパートナーとセックスをすることで、ストレスを軽減して幸せな気持ちを生む「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。
心身の健康を保つ役割があり、夫婦間の愛情を保つセックスはとても大切な行為なんです。

夫婦のセックス頻度の平均は？みんなの夫婦の営みを年代別にチェック

夫婦間のセックスは、年代において差がでてきます。

＜年代別：夫婦のセックス頻度の平均＞

• ・20代は週に1～2回
  
• ・30代は週に1回未満に
  
• ・40代は月に1回～半年に1回などさまざま
  
• ・50代は両極端

詳しく見ていきましょう。

・20代は週に1～2回

個人差はあるものの、20代の男女は性生活に積極的な場合が多く、「週に1～2回程度」の頻度でセックスをすることが多いです。「子どもがほしい」と考えている夫婦は、さらにセックスの回数が増える傾向にあります。ただし20代でも、仕事や家事が忙しい、結婚生活が長くなってきたという理由から、セックスの回数が減少してしまうことも。

・30代は週に1回未満に

30代になると、仕事で責任のある役職に就いたり仕事量が増えたりすることで、これまでよりも帰宅時間が遅くなる場合もあるでしょう。20代のときには毎週していたセックスも、「週に1回未満」の頻度になるケースが多いようです。生活時間帯がずれる場合は、タイミングを合わせる努力が必要に。
すでに子どもがいて、第2子、第3子などがほしいと考える夫婦は定期的に夜の営みをおこないますが、それぞれの家庭で差がでてくる時期といえます。

・40代は月に1回～半年に1回などさまざま

結婚してから長い年月が経っている40代夫婦は、性的には落ち着いた関係になっていることが多く、セックスをする機会は減っていることがほとんどです。男と女というよりも家族の関係が定着して、お互いに裸を見ても刺激を感じない場合もあるでしょう。
40代は体力や性に衰えを感じる時期なので、「半年に1回」「月に1回すればいいほう」と、セックスをする頻度が激減することは珍しくないのです。

・50代は両極端

50代夫婦は「まったくしない」「月に1回」や「週に1～2回」など、さまざま。子どもが小さいうちはセックスレスだったけど、子どもが大きくなって家をでて夫婦ふたりでの生活になり、セックスをする機会が増えたというケースもあります。

夫婦の夜の営みはいつまで？夫婦生活は何歳までするものなの？

夫婦の夜の営みをしなくなる年齢の平均は、女性51歳、男性53歳です。男性は「セックスの回数は多いほうがいい」と考える人が多く、反対に女性は「少ないほうがいい」と考える人が多いようです。

街コンや婚活パーティーなどを主催する「e-venz（イベンツ）」がおこなったアンケートでは、50代で夜の営みがあると回答した人は93人に対して、していないと回答した人が250人でした。この年代の夫婦はどのように思っているのか、e-venzが調査すると、「セックスは30代で十分」という声が多数あった模様。毎日の仕事や育児、家事で疲れ、夜は1秒でも早く寝たいと考える人が多いようです。
反対に、「50代でもセックスしたい！」という意見も。「夫・妻が亡くなるまでする」という夫婦もいます。年齢や体力関係なく、いつまでも夫婦の夜の営みを続けられるなんて素敵ですね。

夫婦の夜の営みには個人差があり、「何歳まではするのが普通」ということはありません。夫婦で自然に心地良く夜の営みができるように、年齢やライフステージに応じたセックスの頻度や内容を話し合って調節するのがいいですね。

子どもがいる夫婦の場合、どうやってセックスしている？

子どもがいると、「寝ていてもいつ起きてくるかわからない」とセックスの頻度が減りがち…。子どもがいる夫婦はどうやってセックスしたらいいのでしょうか。

＜子どもがいる夫婦のセックスの仕方＞

• ・子どもと寝室を分ける
  
• ・ふたりの時間を作る

詳しく見ていきましょう。

・子どもと寝室を分ける

子どもが小さいと、親子で川の字になって添い寝をする場合が多いでしょう。すぐ近くで子どもが寝ていると、セックスをするのはなかなか難しいです。セックスレスにならないように、ある程度子どもが大きくなったら寝室を別にするといいかもしれません。子どもが寝たら、別の部屋に移動してセックスをするという方法もありますよ。

・ふたりの時間を作る

住環境によっては、夫婦と子どもの寝室を別々にするのが難しい場合や、違う部屋に移動してもすぐに他の家族が入って来られるような環境では、落ち着いてできないでしょう。子どもが大きい場合は、夜遅くまで起きていてタイミングが計れない…ということも。
セックスレスにならないようにするためには、夜だけにこだわらず、子どもが遊びや習い事などで出かけている時間を狙う方法もあります。家でセックスをするのが難しい場合は、ホテルなどを利用するのもおすすめ。いつもと場所を変えると、気分が乗り燃え上がることもあるかもしれませんね。

セックスレスになる原因は？

結婚生活が長くなると、夫婦の営みが減ってくることも。では、セックスレスになる具体的な原因はどのようなものがあるのでしょうか。

＜セックスレスになる原因＞

• ・忙しくてタイミングがない
  
• ・生活リズムが異なる
  
• ・妊娠を機になくなった
  
• ・寝室が別になった
  
• ・コミュニケーションが不足している
  
• ・もともと性欲があまりない

一つひとつ見ていきましょう。

・忙しくてタイミングがない

毎日毎日仕事や家事、育児に追われて夫婦でゆっくりセックスをする時間がないというのは、大きな原因の一つでしょう。「夜疲れているから、セックスはしたくない…」というのも頷けます。子どもが小さいと、夫婦でふれ合ったり会話をしたりする時間は少なくなってしまい、結果としてセックスレスになってしまうのかもしれません。

・生活リズムが異なる

仲良し夫婦でも、生活リズムが異なるとセックスレスになってしまうことも。「妻は子どもといっしょに早く寝るけど、夫は夜遅くまでゲームをしている」など、夫婦で就寝時間が異なるとセックスをするタイミングがなくなり、レスになりやすいといえるでしょう。

・妊娠を機になくなった

妻の妊娠中、セックスの頻度が減る夫婦は多数いるでしょう。「妊娠中にセックスをしていなかった期間があり、産後も特にしなくてもいいやと思うようになった」「出産したばかりで睡眠時間が惜しい！」というケースも。妻の妊娠をきっかけにセックスレスになってしまう夫婦は多いのかもしれません。

・寝室が別になった

夫の仕事の帰りが遅かったり、妻が子どもといっしょに寝たりすることで、夫婦の寝室が別になることもあるでしょう。毎日別室で寝ているとスキンシップをとる機会が激減し、夫婦生活に割く時間がなくなってしまうのです。

・コミュニケーションが不足している

夫婦の関係を良好に保つためには、コミュニケーションが大切。コミュニケーション不足になると、「夫や妻が何を考えているのかわからない…」「何をしてほしいのか、何を求めているのかわからない…」ということになりかねません。なかには、「会話がほとんどなくなった」という夫婦もあるのです。

・もともと性欲があまりない

性欲には個人差があるため、性欲が強い人もいれば性欲があまりないという人もいます。お互いに性欲の強さが同じくらいだと、セックスの頻度に対する不満は少ないでしょう。しかし、自分は性欲が強いけど相手はあまり性欲がない…のような場合は、片方がセックスレスだと感じてしまう場合もあるかもしれません。

夫婦のSEX頻度を増やすためにどうしたらいい？

セックスの頻度を増やすために何かできることはないのでしょうか。

＜夫婦のSEX頻度を増やす方法＞

• ・普段から愛情表現をする
  
• ・スキンシップをとる
  
• ・誘いに応じる
  
• ・積極的に誘ってみる
  
• ・マンネリ化を防ぐ

詳しく見ていきましょう。

・普段から愛情表現をする

セックスの頻度を増やすには、普段から愛情表現をするのが大切です。「愛してる」や「ありがとう」など、言葉で感謝の気持ちを伝えたり愛情を持っていることを伝えたりするといいでしょう。

・スキンシップをとる

セックスの頻度を増やしたい場合、いきなり特別なことをするよりも「毎日の過ごし方」を変えてみるのがおすすめ。ふとしたときにハグをしたり手を繋いだり、スキンシップを増やしてみましょう。
ふれ合いが多くなると、普段のスキンシップの延長でセックスに移行しやすくなります。回数が増えなくとも、良好な夫婦関係を築くためにスキンシップは重要です。

・誘いに応じる

相手からの誘いをいつも断ってばかりいると、相手はいい気持ちではいられないでしょう。断わられてばかりいると、「夫・妻の営み拒否が精神的につらい…」と、相手も誘いづらくなってしまいます。それが原因でセックスレスになることも…。いつも断ってばかりいるのではなく、たまには相手からの誘いに応じるといいでしょう。

・積極的に誘ってみる

結婚すると、お互いが空気のようにいて当たり前の存在になりますが、思っていることはきちんと伝えないと相手が本当はどう思っているのかわかりません。「誘わないほうが相手のためかも…」と考えている場合もあるのです。相手から誘ってくれるのを待つだけでなく、たまには自分から積極的に誘うのもいいでしょう。

・マンネリ化を防ぐ

いつも同じ相手とセックスをしているとマンネリ化してしまいます。セックスのマンネリ化を防ぐために、セックスする場所を変えてみたり、夫婦2人で出かけるときにはドレスアップをしたりしてみるのもおすすめですよ。

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セックスは夫婦生活において大切な営み！ちょうどいい頻度を知ってふたりの仲を深めよう！

セックスは夫婦関係を良好に保つ大切な行為です。2人で頻度や内容に関して話し合い、お互いに無理のない範囲でセックスをすることが大切です。法律のもとで結ばれている夫婦。これからも末永く仲良く過ごせるように、2人のちょうどいいセックスの頻度を知って、夫婦の時間を楽しんでくださいね。