【共依存恋愛とは】共依存カップルの特徴をチェック！原因や末路、克服法まで

共依存カップルは続かない？依存しあう恋愛の末路とは…

共依存カップルの末路はどうなっていくのでしょうか。その一部をご紹介します。

＜依存しあう恋愛の末路＞

• ・共倒れになる
• ・周囲が驚くほどスピード破局してしまう
• ・命を脅かすような結末に至るケースも

詳しくみていきましょう。

・ 共倒れになる

共依存しているカップルは、彼氏彼女のことを最優先にします。そして、相手にも同じようにその見返りを求めてしまうのです。このとき、自分が思っているような見返りが返ってこないと、不満が溜まり喧嘩に繋がることも。
そんな関係が続くと、お互い疲れ切ってしまい関係を維持することが困難になり共倒れしてしまうのです。また、何らかのきっかけで共依存関係が断ち切れた場合、離脱症状が現れることもあります。

・ 周囲が驚くほどスピード破局してしまう

共依存カップルは、恋人に自分を必要とされることに自分の価値を見出す特徴があります。そのため、「相手が自分を必要としていない」と恋人でいるメリットを感じなくなれば、急に別れを選択する場合も。共依存カップルは、結婚しても幸せな状態は続かないといわれており、離婚してしまうケースもあります。

・ 命を脅かすような結末に至るケースも

「相手がいないと生きていけない」と思い込んでしまう共依存恋愛。そのことから、なにか別れないといけない事柄が起こったときや別れた後に、「別れるなら死んだ方がマシ」という考えに至り、自殺や心中などを実行してしまうことがあります。強い依存心から思い詰め、命を脅かすような結末を迎えるケースもあるのです。

■ 共依存恋愛セルフチェックリスト

ここで、共依存恋愛のチェックリストを紹介します。当てはまる数が多いほど、共依存恋愛の可能性があります。自分たちはもしかすると共依存カップルかも…などと思っている方は、ここで診断してみてください。

＜共依存恋愛セルフチェックリスト＞

• どんなときも恋人優先
• 少しの時間でも連絡がないと不安になる
• 相手に対してなんでもやってあげたいと思う
• 束縛は愛だと思っている
• 自分たち以外の人には興味がない
• 一人の時間が苦痛
• 何でもかんでも恋人の好みに合わせている
• 別れた方がいいと思っているのに別れられない

詳しくみていきましょう。

・どんなときも恋人優先

恋人への依存度が高い場合、家族や友だちと約束をしていても、恋人から「会いたい」と言われると、家族や友だちとの約束をキャンセルして恋人を優先してしまいます。

・少しの時間でも連絡がないと不安になる

恋人から少しの時間でも連絡がないと、「浮気してるんじゃないか」などとネガティブな感情になってしまいます。相手が友だちを遊んでいると知っているはずなのに、恋人へ何度も連絡をし続けてしまう場合も。

・相手に対してなんでもやってあげたいと思う

相手に喜ばれることに、満足感を強く感じる、もしくは相手が望むことや身の回りの世話など、自分の身を削ってでもやってあげたいと思う場合は、恋人への依存度が高い証拠です。

・束縛は愛だと思っている

共依存恋愛をしている人は、相手から束縛されることを、愛されているからだと思っています。また、相手のことをすべて把握しておきたいと思っていることもあるようです。

・自分たち以外の人には興味がない

恋人と二人だけの世界に満足し、自分たち以外の人には興味がない場合も、共依存恋愛に陥っている可能性大。気がつけば恋人といつも二人きり…ということはありませんか？

・一人の時間が苦痛

共依存恋愛をしている人にとって、一人の時間は苦痛そのもの。恋人と過ごしていない時間を楽しめない場合は、危険信号です。

・何でもかんでも恋人の好みに合わせている

気づかないうちに自分の好みよりも、相手の好みのものを優先して選んでしまうことも。反対に相手を自分好みに染めようとする人も、依存欲が強いといえます。

・別れた方がいいと思っているのに別れられない

共依存恋愛をしていると、相手と別れたほうが良いとわかっていても交際を続けてしまいます。「一人になるのが怖い」「恋人が唯一の心の安定剤」などの理由から、苦しくても恋人と離れられません。

共依存恋愛を克服する方法をチェック！

最後に、共依存恋愛の治し方をご紹介していきます。

＜共依存恋愛を克服する方法＞

• ・自分の生い立ちを振り返ってみる
• ・グリーフ・ワークなどで相手との関係を見つめ直す
• ・恋人との時間を意識的に減らす
• ・自分自身の時間を楽しむ

詳しく解説していきましょう。

・ 自分の生い立ちを振り返ってみる

共依存体質は、幼少期の家庭環境が大きく影響しています。自分の生い立ちを幼少期から振り返り、共依存になった背景を振り返ってみましょう。共依存体質になった原因を見直し、客観的に自分の人生を見つめなおします。

・グリーフ・ワークなどで相手との関係を見つめ直す

自分の気持ちを誰かに話したり手紙に書いたりして、相手との関係を見つめなおす方法も、共依存恋愛を克服するために有効です。恋人と離れることで深い悲しみや不安を感じる場合は、グリーフ・ワークなどで心の整理を行います。
自分の存在価値や相手との関係性について向き合えるため、共依存の改善や克服に効果があるといわれているのです。

・ 恋人との時間を意識的に減らす

恋人との時間を意識的に減らし、距離を置くことは共依存克服にとても大切なこと。恋人との距離を置くことに恐怖を覚えていると、余計に束縛をしたくなったり依存したりする可能性があります。
自分だけの時間を作り、友人などを通じて外の世界と繋がることで、徐々に相手への執着が薄れることが期待できるのです。思い切って、彼氏・彼女との合う回数や連絡頻度を減らしてみましょう。

・ 自分自身の時間を楽しむ

趣味や楽しいと思えることをみつけ、自分自身を大切にする時間を作ってみてください。恋人以外に夢中になれることがみつかれば、恋人への共依存は自然と減っていくでしょう。