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ナイアシンアミドとレチノールは併用できる?効果は?使う順番やおすすめも
ナイアシンアミドとレチノールの相乗効果とは
ナイアシンアミドとレチノールを併用して使えば、相乗効果で美肌効果がアップするといわれています。ここではその相乗効果を解説します。
<ナイアシンアミドとレチノールの相乗効果>
- 成分がより肌に浸透しやすくなる
- レチノールの持つ肌質改善効果が高まる
- 毛穴のたるみを抑える効果が高まる
- 肌のトーンがより明るくなる
ここからはナイアシンアミドとレチノールの相乗効果について、ひとつずつ説明します。
・成分がより肌に浸透しやすくなる
ナイアシンアミドは、レチノールが肌へ浸透するのを助けます。化粧品に含まれるレチノールには種類があり、刺激の少ないパルミチン酸レチノールや、美容外科などで処方されるレチノールまでさまざまです。
レチノールは美肌効果が高い反面、濃度が高ければ肌には負担になることもあります。鎮静作用のあるナイアシンアミドと併用することで、敏感肌の人の肌への刺激を軽減させ、成分がより浸透しやすくなるメリットが得られるのです。
・レチノールの持つ肌質改善が高まる
ナイアシンアミドとレチノールを併用することで、肌質改善効果が高まります。ナイアシンアミドは肌の水分を保持するセラミドの合成を促進させて肌の乾燥をケアするため、レチノールが持つ肌質を改善する効果が発揮されやすいのです。
・毛穴のたるみを抑える効果が高まる
ナイアシンアミド、レチノールはそれぞれ異なる仕組みで皮脂量を調整する効果があります。毛穴のつまりや開き、たるみの改善に効果あり、毛穴に悩む方にもおすすめです。
・肌のトーンがより明るくなる
ナイアシンアミドとレチノールを併用すると、炎症を抑えて肌質を改善し、肌の新陳代謝を促すため、くすみや色ムラを改善することができます。肌のトーンが明るくなり、健康的な肌を目指せるのです。
ナイアシンアミドとレチノールをいっしょに使用する方法と順番
ここからは実践編として、実際にナイアシンアミドとレチノールをいっしょに使用する方法と順番を紹介します。
<ナイアシンアミドとレチノールをいっしょに使用する方法と順番>
- 化粧水を肌に塗布する
- ナイアシンアミド配合の化粧品を肌に塗布する
- レチノール配合の化粧品を肌に塗布する
ではひとつずつ解説します。
1. 化粧水を肌に塗布する
まずは普段のスキンケアのステップとして化粧水を肌に塗布します。肌の水分量を上げ、他の成分を浸透しやすくしましょう。
2. ナイアシンアミド配合の化粧品を肌に塗布する
次に水溶性のナイアシンアミド配合の化粧品を塗ります。ナイアシンアミドはパックや化粧水、美容液などさまざまな種類のスキンケアに配合されています。好みのものを選ぶといいでしょう。
3. レチノール配合の化粧品を肌に塗布する
油性成分であるレチノールはナイアシンアミド系化粧品の次に使用します。浸透させた成分が蒸発しないよう、肌にフタをする役割を持っているからです。レチノールもパックや化粧水、美容液、クリームなどさまざまな製品に配合されています。このとき保湿力が足りない場合は、レチノール配合化粧品の前に、保湿クリームなどを使用するといいでしょう。
ナイアシンアミドとレチノールを併用する際の注意点!
ナイアシンアミドとレチノールは相性が良いものですが、使用時は注意点があります。
<ナイアシンアミドとレチノールを併用する際の注意点>
- 使用する順番に注意する
- レチノールは含有量に注意する
- 使用頻度に注意する
- レチノール使用後は紫外線対策をする
ひとつずつ解説します。
・使用する順番に注意する
2つを併用する際、ナイアシンアミド→レチノールの順で使うようにします。油性成分のレチノールを先に使うと、水溶性のナイアシンアミドは油分にはじかれ、浸透しにくくなるので注意が必要です。
・レチノールは含有量に注意する
レチノールは美肌効果の高い成分ですが、敏感肌の方にとっては刺激となるものでもあります。レチノールを使用する際、ビタミンA不足の肌にレチノールが入ることで肌が過剰に反応するレチノール反応(レチノイド反応とも)といわれる症状が出てしまうケースがあります。
肌の赤みや皮むけ、乾燥、かゆみ、ひりひり感などが主な症状です。早い場合は2~3日、多くの場合は1~2週間で消失するといわれています。敏感肌の方はレチノールの含有量に注意しましょう。
・使用頻度に注意する
一般的なレチノール配合のスキンケア化粧品などであれば、毎日朝晩使用しても大丈夫です。しかし敏感肌の方は週に2~3日など、少ない頻度から使うようにし、肌への反応をみて、徐々に慣らすようにしましょう。医療機関などで処方された高濃度のレチノールの場合は、夜だけ使用するなど、医師の指示に従ってください。
・レチノール使用後は紫外線対策をする
レチノール使用後は、肌のバリア機能が低下するため、紫外線ダメージを受けやすくなります。外出前にレチノールを使用したら、日焼け止めや日傘、帽子などを使って紫外線対策を忘れないようにしましょう。
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