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片栗粉の代用品は?とろみ・揚げ物・つなぎなど用途別におすすめ12選紹介
料理途中で「あ、片栗粉がない!」と慌てた経験はありませんか?実は、小麦粉やコーンスターチなどおうちにあるもので賢く代用できちゃうんです。この記事では、とろみづけ・揚げ物の衣・つなぎといった片栗粉の用途別に、最適な代用品をご紹介。仕上がりの違いや失敗しないコツも解説します。
■片栗粉の性質や特徴と主な使い方
代用品を選ぶ前に、まずは片栗粉の性質を知っておきましょう。代わりとなる粉との違いを理解することで、料理の失敗を防ぐことができますよ。
・片栗粉の正体は「じゃがいも」

現在市販されている片栗粉の多くは、じゃがいもから抽出された「馬鈴薯でんぷん」です。
最大の特徴は、加熱によって強いとろみが出ること。無色透明でツヤのある仕上がりになるため、料理の見た目を損なわずに食感をプラスできます。
・3つの用途
片栗粉は主に以下の3つの用途で活躍します。
【とろみづけに】
麻婆豆腐やあんかけ、スープなどにとろみをつけ、具材に味を絡みやすくします。また、保温効果により料理が冷めにくくなるのも特徴です。
【揚げ衣に】
唐揚げや竜田揚げの衣に使うと、外側はカリッ・サクッと、中は肉汁を逃さずジューシーに仕上がるのが魅力です♪
【肉だねのつなぎに】
ハンバーグやシュウマイなどの肉だねに片栗粉を混ぜることで、加熱時に出る水分や脂を抱え込み、形を保ちやすくします。
■「とろみづけ」に使う場合の片栗粉の代用品
・コーンスターチ
コーンスターチはとうもろこし由来のでんぷんで、片栗粉よりもまろやかなとろみが特徴です。温度が下がってもとろみが消えにくく、洋風スープやカスタードに最適。
<すぐ作れる!コーンスターチとろみスープ>
- 水とコーンスターチを1:1で混ぜる。
- スープを沸騰させ、火を弱めてから①を回し入れる。
- 再び沸騰させ、1〜2分加熱して粉っぽさを消せば完成♪
・小麦粉(薄力粉)
「とろみ=小麦粉?」と思われるかもしれませんが、小麦粉はシチューやホワイトソースのような、クリーミーなとろみづけに向いています。透明感は出ませんが、料理にコクをプラス。小麦粉を使う場合は、しっかり沸騰させて粉っぽさを飛ばすのがポイントです。
<失敗しない!小麦粉でのとろみづけ>
- 薄力粉を同量の水または牛乳でダマがなくなるまで混ぜる。
- 少しずつ加えながら加熱する。
- 沸騰後2〜3分加熱して粉っぽさをなくす。
・米粉
米粉は粒子が細かいため、ダマになりにくく、サラッとした自然なとろみが特徴。そのまま加えることも可能ですが、均一に仕上げたい場合は水で溶いてから使いましょう。片栗粉より軽い仕上がりになります。
■「揚げ衣」に使う場合の片栗粉の代用品
揚げ物の衣に片栗粉を使うとカリッと硬めの食感になりますが、他の粉を代わりに使うことで、また違ったおいしさを楽しめます。好みの食感に合わせて、おうちにある粉を選んでみましょう。
・小麦粉
小麦粉(薄力粉や強力粉)を衣に使うと、油をほどよく吸って、やわらかくしっとり・ふんわりとした仕上がりに。ボリューム感が出るのも特徴です。片栗粉で表面をカリッと仕上げる「竜田揚げ」に対して、小麦粉は素材になじむ「唐揚げ」らしい見た目になります。
※現在では唐揚げの衣に片栗粉を使うこともあり、唐揚げと竜田揚げの明確な違いはないとされています。
<基本の小麦粉唐揚げレシピ>

- 鶏肉に下味をつけ、余分な水分をキッチンペーパーで拭き取る。
- 小麦粉を薄くまんべんなくまぶし、余分な粉はしっかり落とす。
- 170〜180度の油で揚げ、最後に少し火を強めて二度揚げにするとカラッと仕上がる。
・米粉
米粉は油の吸収率が低いため、驚くほど軽く、時間が経ってもベチャッとしにくいのが魅力。片栗粉以上にカリッ・サクッが長持ち!油切れも良くてヘルシーです。片栗粉の代用として非常に優秀で、天ぷら粉の代わりに使ってもサクサクに仕上がります。
<サクサク米粉揚げのコツ>
- 素材の水分をしっかり拭き取ってから米粉をまぶす。
- 油に入れたら、衣が固まるまで触りすぎないのがポイント。
・コーンスターチ
コーンスターチの粒子は細かいため、薄づきの衣になり、軽い食感に仕上がります。中華料理の衣によく使われる裏技で、食感を調整したいときに便利です。
<コーンスターチ衣のサクサク揚げ>
- 具材にコーンスターチを直接まぶす。
- 余分な粉をはたき落とし、180度の高温で短時間で揚げる。
粘りが出にくいため、エビマヨの海老や白身魚のフリットなど、繊細な素材に合わせると上品なサクサク感を楽しめますよ♡
・パン粉
パン粉は、揚げ物の衣に片栗粉も小麦粉もないときの代用として使えます。揚げ焼きにするなら、ザクザク食感の代用案としてアリ!やや厚めの衣になりますが、香ばしさが際立ち、食べ応えのある仕上がりになります。
<パン粉で作るチキンの揚げ物>
- パン粉をビニール袋に入れ、麺棒で叩いて粉状になるまで細かく砕く。
- 肉に下味をつけ、砕いたパン粉を押し付けるようにしっかりとまぶす。
- 多めの油を引いたフライパンで、揚げ焼きにする。
焦げやすいため、中火で様子を見ながら、きつね色になるまで焼き上げましょう。
■「つなぎ」に使う場合の片栗粉の代用品
ハンバーグやつくねを作る際、肉だねをまとめて、ジューシーに仕上げるために欠かせない「つなぎ」。片栗粉がないときは、身近な食材で代用できちゃいます。仕上がりの食感に合わせて選んでみましょう。
・卵
卵のタンパク質が固まる力を利用します。片栗粉のようなモチモチ感はありませんが、ふんわりやわらかい仕上がりになるのが魅力。肉のうま味を引き立ててくれます。

- ひき肉300gに対し、卵1個を目安に加える。
- 肉だねがややゆるい場合は、よく練って粘りを出し、まとまりやすくする。
卵白だけでなく、卵黄もしっかり混ぜることで、コク深い仕上がりになります。
・パン粉
パン粉は乾燥しているため、加熱時に出る肉汁や脂をしっかり吸い込み、うま味を閉じ込めてくれます。ジューシーさを保ちながら、片栗粉よりも肉の食べ応えを感じられるのが特徴です。
<肉汁たっぷり!パン粉のつなぎ術>
- パン粉に大さじ1〜2の牛乳(または水)を加えて湿らせる。
- 肉だねに加え、全体が均一になるまで混ぜ合わせる。
牛乳にひたすことで肉になじみやすくなり、冷めても固くなりにくい、ジューシーなハンバーグに仕上がります。
・小麦粉
小麦粉(薄力粉・強力粉ともに可)は、片栗粉と似た性質を持ち、保水性が高いのが特徴。肉だねがまとまりやすく、形をしっかりキープしたいときに向いています。
<煮込み料理にも!小麦粉のつなぎレシピ>
- 肉だねに適量の小麦粉を振り入れ、粉っぽさがなくなるまでよく練る。
- 加熱中に肉汁や脂が流れ出にくく、肉団子スープなどの煮込み料理にもおすすめ。
入れすぎると固くなるため、ひき肉100gに対して小さじ1〜2を目安に、様子を見ながら調整しましょう。
・豆腐
豆腐は、ヘルシーに仕上げたいときにうれしいつなぎです。肉だねをやわらかくし、かさ増ししながら、ふわふわな食感に仕上がります♡
<豆腐で作るヘルシーつくねのレシピ>

- 豆腐はしっかり水切りをする(キッチンペーパーに包み、電子レンジで1〜2分加熱が早い!)。
- 肉だねに対して、豆腐を1/3〜1/2程度の割合で加え、よく混ぜる。
水切りが不十分だと焼くときに崩れやすくなります。そんなときは、少量の薄力粉を加えるとまとまりやすくなりますよ♪
・オートミール
最近人気のオートミールは、実は片栗粉の代わりとして非常に優秀。水分を吸うと粘りが出るため、しっかりまとまります。食物繊維も摂取でき、栄養価もアップ♡
<オートミールのつなぎレシピ>
- オートミールを少量の水でふやかしておく。
- 肉だねに混ぜ込み、少し時間をおいてから形を整える。
つぶつぶ感が気になる場合は、ミルなどで粉状にしてから使うと、より片栗粉に近い使い心地になります♪
■片栗粉がないって焦らなくても大丈夫!おうちにある代用品でおいしく料理を作って♡
片栗粉がなくても、小麦粉やコーンスターチなど、それぞれの特徴を知っておけば、料理に合わせて代用できちゃいます。違いを上手に活かすことで、いつもとはひと味違った仕上がりも楽しめます。代用品は仕上がりや食感がそれぞれ異なるため、料理や好みに合わせて使い分けてみてくださいね♡
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