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子どもの絵は様々でいい。絵画レベルを求めないで!

投稿写真「娘の綾那1歳です」(香那・28歳)

Baby&Kids

子どもの絵は様々でいい。絵画レベルを求めないで!

vol.378【1日1成長お母さん】お絵かきには内に秘めた感情を発散する役割があります。

どんな気持ちで描いたのかが大事なポイントです

ご家庭でも保育園でも絵を描きますね。はじめはクレヨンを握りしめ線をたくさん描く子が多いです。そのうちなぐり描きが激しくなり、色を変えることが楽しい子、頑なに1色にこだわる子がいて様々です。こんな時は子どもがどんな表情をしているかが重要です。楽しそうにしているようなら完成レベルに拘らず、また描き方や持ち方を教えることも必要ありません。

使い描くアイテムは成長に合わせて子どもが選びます。教えなくても大丈夫!

例えば、指先の成長が未熟な1歳頃は “ にぎる ” という指ではなく手全部を使うのでクレヨンなど短く太いものがいいです。2歳頃はペン先がソフトな素材のものが力まず、鉛筆の持ち方に近いでしょう。4歳にもなると色鉛筆などの硬い材質のものを使い、また色のバリエーションも増え、濃淡もつけられる子もいるでしょう。お母さんが先回りして与え過ぎず、子どもが好きなアイテムで自由にできることが重要です。

自由な表現は子どもの現状を把握する最強の手段

ある日、保育園で遠足に行った思い出を絵にしてみた時のこと。その日は晴天で、お友だちとブランコをして、親子遠足だったはず。でも我が子の描いた絵には、空はグレーでお母さんもお友だちも描かれておらず、顔には目しかなく一人ぼっち。これを見たお母さんはショックで4歳の子に色々と詮索をしてしまったそうです。こんな場合、少し不安定な心なのかもしれません。または遠足の印象がこうだったのかもしれません。

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