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優しくてよく気がつくお母さんだからこそ身に付けたい、失敗させる勇気

Baby&Kids

優しくてよく気がつくお母さんだからこそ身に付けたい、失敗させる勇気

vol.399【1日1成長お母さん】“ふくろうの法則”で子どもの考える力を育てよう

お母さんは心配性?手の出しすぎ、口の出し過ぎに要注意!

先回りして子どもの失敗を防ぎたい。例えば子どもが走り出したら転んでひどい怪我をする前に止めたいし、おもちゃの取り合いが始まったらケンカに発展する前に解決したい。だからついつい口を出してしまう時、ありますね。だって、心配だから。その方が子どもにとってもいいと思うから。これはどんなお母さんでも持っている気持ちです。でも実は子どもって、経験して初めて分かることの方が多いんです。

お母さんの声は届いてないかも。子どもはなんでも経験して初めて学ぶ

こんなことがありました。いつも幼稚園の前の坂道を、ものすごい勢いで走りだすNくん。「危ないよ!転ぶ前に止まって〜!」叫びながら追いかけるのがお母さんの日課でした。でもNくんは走るのをやめません。ある日とうとう、勢いがつきすぎて派手に転びました。あわててかけ寄るお母さんにNくんはこう言いました。「お母さん、坂道で走りすぎたら転ぶって本当だったんだね!」と。

優しくてよく気がつくお母さんだからこそ身に付けたい、失敗させる勇気

心配だからついつい先回りしてしまう。そんなお母さんは実はとっても優しくていいお母さん。先回りしてしまうのもよく気が付いているからです。だから心配が先にたち、先回りしてしまうのです。でもいつまでも先回りを続けることはできません。失敗をさせたくないのが親心ですが、子どもは失敗して初めて学ぶのです。失敗は学びの絶好のチャンス。先回りをしたくなったら深呼吸して“ふくろうの法則”を実行してみましょう。

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