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なんでも1番がいい?結果だけを見つめると行動しない子になります
vol.405【1日1成長お母さん】くらべるのは昨日の自分!結果ではなく経過をほめて自信を育てよう
勝てない勝負をしないのは、やる気のなさではなく結果へのこだわりです
「もっとやる気を出したらいい結果が出るのに…」普段は真面目で一生懸命な子どもにそう思う事が多いなら、それはもしかしたらその子が結果にこだわるタイプだからかもしれません。結果にこだわると「周りより上手にしたい」「勝ちたい」という気持ちが強くなります。でも上手にできなければ勝てないし、周りに格好悪いと思われるかもしれません。そんな思いこみから、苦手な事には手を出さないという選択をする場合があるのです。
できない事はやらないのはちゃんとしたいから。子どもの心理を知っておこう
勝ちたいというのは悪いことではありません。向上心や努力につながる、とても大切な気持ちです。このタイプの子どもは、実は常に頑張っています。だけど結果が伴わない時、頑張る自分や、努力した経過を認められないのです。そしてできないからしない、と最初からあきらめるようになります。なぜならいつもちゃんとできる自分でいたいから。ちょっと逆説的ですが、こんな子どもの心理も知っておくと寄り添いやすくなりますね。
昨日より成長した部分を認める言葉で、一番だけが全てじゃないと伝えよう
そんな子どものやる気を引き出すには、とにかく経過に目を向けるよう導いていくのが有効です。このタイプの子どもは大変な努力家である事が多いです。できない事はしないと言いながら、影で必死に練習したりしています。その努力に気づいて認めてあげるのが良いでしょう。たとえば昨日できなかった事がひとつできたら「できたね」と認める言葉をかけるのです。それを続ける事で徐々に過程に目を向けられるようになります。
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