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3歳は“今この時”を生きている!キラキラした目は学びのサイン
vol.573【1日1成長お母さん】後始末のことはあとで考える!今は子どもと一緒に楽しんで
「なんでそんなことするの?」お母さんには理解できない子どもの遊びがある
「子どもにとっては、遊びこそが学びの場です」と言われると、ほとんどのお母さんは「それは分かってる」と思うことでしょう。「分かってるけれど付き合うのが難しいから困るのだ」と。特に子どもが3歳ごろになると興味の幅が広がり、お母さんにとっては色々と面倒なことが出てきます。子どもならではのとっぴょうしもない遊びに、戸惑うこともありますね。そんなときは一体どうすればよいでしょうか。
ついつい「ダメよ!」と止めてしまう。考えるのは面倒な“後始末”のこと
例えば子どもが雨の中 水たまりで遊び出したときや、新聞紙をビリビリと破り出したとき。「あ、ダメよ!」「やめなさい」というお母さんの頭には、どんなことが浮かんでいるでしょう。「服が汚れてしまう」「部屋中散らかしたら掃除するのが大変」という後始末のことではないでしょうか。大人は経験から“こうしたらこうなる”とあとのことを予測して動きます。それでついつい後始末のことが気になってしまうのです。
子どもは“今この瞬間”に生きている。観察して感性の育ちを喜ぼう
対して子どもは遊んでいる“今この瞬間”に集中しています。水たまりを踏んではハネの大きさの違いを楽しんでいるかもしれないし、新聞紙をちぎる音、手ざわりの変化を確かめているかもしれません。それが「もっとやりたい!」という意欲を育て、やがては4歳以降の先を見て行動する“予測脳”の発達にも繋がっていきます。「あ!ダメよ!」と言いたくなったら深呼吸して、何に夢中なのかをじっくり観察してみましょう。
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