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お片付けの時間、お友だちを指示通りにさせようと強要するのをやめさせたい

Baby&Kids

お片付けの時間、お友だちを指示通りにさせようと強要するのをやめさせたい

vol.591【1日1成長お母さん】すべき事が分かっている証。強引なやり方には伝え方を教えよう

協調性のある子は調和をとれる子。輪を乱したくない気持ちの表れなのです

「いつも笑顔でかわいいね、いい子ね」と言われる褒め言葉に、少々不安げな様子で話すお母さんの悩みは、息子が豹変する一面を持っていることです。正義感と穏やかな性格が良い所なのですが、良いことでも“強要し過ぎること”に困っているといいます。抑えが効かない程に押し通したがります。お友だちを支配するかのように強制的な行動をとり、お友だちを泣かせてしまいます。どうしてなのでしょうか。

指示に応じて行動できることは成長の証です。伝え方を教えましょう

3歳半を過ぎた頃、お友だちへの強要が目立ち始めた息子。それまではみんなと遊ぶのが大好きでみんな一緒と穏やかなタイプだったのに、最近になってお母さんや先生に注意されたことを、そのまま出来ていないお友だちに同じように注意します。お友だちが思い通りに行動しないと強引に取りあげるためトラブルにもなります。強要されたお友だちは泣いてしまいました。正しいことでも、やり方がいけないことを教えましょう。

社会の秩序へのこだわりは、物事の善悪がわかり始めている時です

「もうお片付けだよ」「遊んじゃダメ、おしまい!」と言って、強引に取り上げる行為は止めさせたくなりますね。だからと言って「あなたは注意しなくていいの」と制止すると子どもは「なんで、どうして?」と混乱します。“今、何をするべきか”わかっていることを認めましょう。「そうだね、お片付けの時間だね」と言葉にします。そして止めさせるのではなく「『お片付けの時間だよ』と伝えようね」と言い方を教えてあげましょう。

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