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勝気でプライドが高い子が「教えて」と言えるようになる方法

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勝気でプライドが高い子が「教えて」と言えるようになる方法

vol.639【1日1成長お母さん】できないことを責めずに認めるだけで、子どもは素直になる

競争心は成長の証。でも人と比べてばかりだと成果の判断を見失う

4歳から5歳くらいになると、競争心に個人差が生まれてきます。いつまでも勝ち負けにこだわりのない子もいれば、とにかく人より上手に人より早く!と競争心があらゆるところに顔を出す子も。もともと競争心の強いタイプの子はいますが、ことさら結果を褒められて育つと、その傾向が強くなります。「(クラスで)一番上手だね」「(みんなより)早いね」と褒められると、人と比べた成果を判断基準にしがちです。

勝気なばかりに人と比べるのはもったいない。「教えて」を言える子は強い

5歳のSちゃんはお姉ちゃんに対抗心があります。自分より何でもできるお姉ちゃんに勝ちたいのです。何か上手にできる度に「お姉ちゃんより早かったでしょ」「お姉ちゃんより上手でしょ」とアピールしてきます。おまけにお姉ちゃんにできることは私もできると、大人の助言や手助けを拒否します。結果的にできなかった時は癇癪を起こし、泣いて悔しがるのです。素直に「教えて」と言って欲しいのですが、どうすればいいでしょう。

子どもの感情を要約して伝えると、自分で気持ちを整理できるようになる

助けを求めることをよしとしない子は、できないことは恥ずかしいことだと思っている場合があります。そんな時はぜひできない悔しさを一緒に受け止めてあげてください。「悔しいのね」「できなくてイライラしているのね」など、子どもの気持ちを代弁してあげましょう。「そんなことで泣かないで!」と返すより、ずっと早く子どもが落ち着くでしょう。自分の気持ちをお母さんの言葉を通して知ることで、感情を整理できます。

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