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お父さんの「ごめんね」は素直に謝れる子どもになる最高のお手本
vol.648【1日1成長お母さん】トラブルを起こさない子に育てるよりも、心を込めて謝れる子を育てよ
トラブルを経験して色々なことを学び、人の気持ちを考える能力が育ちます
お友達と関わって遊ぶようになるとけんかなどのトラブルはつきものです。子どもはトラブルを経験して人との関わり方や、相手の気持ちを考える能力が発達します。そのため成長にとって必要な経験といえるでしょう。しかしトラブルで子ども以上にお母さんが心を痛めてしまうこともあります。「お友達を泣かせて申し訳ない」という気持ちや「私のしつけができてないって思われないかな」など、できればトラブルは起こさないでほしいというのが本音かもしれません。
大切なのはトラブルを起こした後。棒読みの「ごめんね」では不満だけが残る
避けて通りたいと思ってしまうトラブルですが、起こさせないようするよりもトラブルの後にどう対応するかが大切です。お母さんが「お友だちに謝りなさい」と促し「わざとじゃないもん」と言い張ったり、「ごめんね」と棒読みで言っている姿を目にすることがよくあります。言わされているだけの謝罪は相手の心に届くことはないでしょう。もちろん言った子どもも本心ではないので、無理やり言わされた不満だけが残ることもあります。
悪気のない行為でも、人は嫌な気持ちを感じることもあると知ることが大切
子どもが心のこもった「ごめんね」を言えるようにするためには、自分の行為が人に不快感を与えることもあると理解させてあげると良いのです。日々の生活で子どもの何気ない行為が、お母さんを困らせることがあります。お風呂で遊んでバスタブにシャンプーの液を入れた時など「やめなさい!」と言うよりも「こんなことをしたらお母さんは嫌だな」と気持ちを伝えるのです。悪気はなくても人は嫌な気持ちを感じることもあるのだと知ることが大切です。
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