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3歳まではお母さんが世界の中心。できるだけ手を止め寄り添おう
vol.665【1日1成長お母さん】「あとでね」の約束は有言実行で約束を守ることを教える
子どもが「ねえ見て」と呼びかけるのはお母さんを感じていたいから
「お母さん」「ねえ、お母さん」「こっち見て」「これなあに?」3歳くらいまでは、毎日毎日「ねえお母さん」の連続。料理中でも洗濯物を干していても、子どもの呼びかけは容赦ありません。「お母さん今忙しいの」と言ったところで、子どもの忍耐は5分と持ちませんね。それは子どもがいつもお母さんの存在を感じていたいから。お母さんは見てくれていると実感したいからに他なりません。特に3歳まではこの傾向が強く出ます。
3歳までの世間は狭いから、成果を報告する相手はいつだってお母さん
小さな子どもは経験が少ない分、認識する社会も狭いものです。また発達段階においても、他者との関わりを意識して行動し始めるのは4歳ごろ。3歳ごろまでは、家族以外の人のことはあまり気にかけることはできません。だからこそ、一番身近な存在であるお母さんに気持ちが向かいます。「ねえ見て」「こっち向いて」世界中で一番大好きなお母さんだからこそ、いつでも構って欲しい、見ていて欲しいと思っているのです。
お母さんはマルチタスクで忙しい。時には「待ってね」と言ってもOK
理想を言えば、子どもが呼びかけるたびに手を止めて「なあに?」と向き合えるのがベストです。しかしながらお母さんも、常に子ども一人だけを見ているわけにはいきません。兄弟がいれば他の子も構う必要がありますし、家事も仕事もこなさなくてはなりません。子どもの呼びかけに必ずすぐに反応できるとは限りませんね。そんな時は「ちょっと待ってね」「今◯◯しているから待ってね」と言って待ってもらいましょう。
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