FacebookInstagramYouTube
何でも大げさにアピールする子は、たしなめずに自信をつけよう

Baby&Kids

何でも大げさにアピールする子は、たしなめずに自信をつけよう

Vol.707【1日1成長お母さん】アピールは自信のなさの裏返し。「ありがとう」が効果てきめん!

5歳前後で現れる“自己アピール”物語のように自分で話を盛り上げる

5歳くらいになると、家族以外の人に接する時に家での様子を大げさに話してしまう子が出てきます。完全な嘘ではないのですが、誇張するのでかなり話が大きくなってしまいます。特に園の先生やお友達のお母さんには自分がものすごくしっかりしているかのように話し、後からそれを聞くお母さんはびっくりするやら恥ずかしいやら。なんとかやめさせようとあの手この手を使いますが、なかなか効き目がありません。

自分をよく見せるための誇張は、内と外の区別がついているからこそ

幼稚園の参観日に“お家で頑張っていること”を発表する機会がありました。5歳のNちゃんは元気よく手を挙げると「私は毎日、朝5時に起きて家族と一緒に走っています。毎日休まず走っています」と言いました。みんなに「すごいねー!」「5時だって!」と言われて得意顔のNちゃん。ですがお母さんは顔から火が出る思いです。Nちゃんは確かに朝早く起きますが、走りに出ることは嫌がってぐずり、ほとんどしないからです。

アピールするのは自信がないから。褒めてもらうことで自分を認めようとする

実際にたまには走ることもあるので、全てが嘘なわけではありません。ただ誇張が激しいので、聞いているお母さんはとまどいます。どうしていちいち大げさに言って、自分を良く見せようとするのだろう?と疑問に思いますね。実はこのタイプの子はとっても賢いのですが、少し自信がないために自分はできるとアピールしたくなるのです。自信家に見えるのはその裏返し。褒めてもらうことで自分は大丈夫だと思いたいのです。

SHAREFacebook
POST
LINELINE