FacebookInstagramYouTube
のんびり屋さんの朝の身支度は、予測行動を習慣化させよう

Baby&Kids

のんびり屋さんの朝の身支度は、予測行動を習慣化させよう

vol.777【1日1成長お母さん】次にしなければならない行動を想像できるように導きましょう

子どもは自分の未熟さに気付いていない。イライラしているのはお母さんだけ

お子さんの朝の準備が遅くて、お母さんは毎朝がイライラの連続ではないでしょか?兄弟でも身支度の早い子もいれば遅い子もいます。通学班の集合時間がせまっていても、全く急ごうとしないお子さんに「早く!早く」と何度も声かけしていませんか?お母さんも言いたくて言っているのではなく、早くしてもらいたいから言ってしまうのです。そして朝から忙しいお母さんは、心に余裕がないこともあり言い方も厳しくなってしまいますよね。

気持ちの切り替えが苦手なだけ、切り替えやすい目標を決めよう

朝の身支度がとても苦手なH君。6年生なのに、4年生の弟よりも身支度が遅いのです。しかも、早起きするのはいつもH君の方なのに、後から起きてきた弟の方が先に身支度が終わります。2人の行動をよく見ていると、H君と弟の圧倒的な差は1つ1つの行動でなく行動と行動の間の時間だったのです。H君は気持ちの切り替えが苦手な為、次の行動へ進めなかったのです。ならばその部分を工夫することで解決できるのではないでしょうか?

のんびり屋なのは個性!苦手な予測力は、想像することで鍛えられる

子どもには生まれ持った個性があります。これを気質といいますが、H君はのんびり屋タイプでした。このタイプは穏やかで優しい為、人の意見を素直に受け入れ過ぎてしまい自分で考えることが苦手なことがあります。また、集中力や意欲が低いのもよくみられる特徴です。でも順応性が高いこともあるので、このタイプの子には普段の生活の中で想像させて、自ら考える訓練を習慣化していき予測脳を育ててあげれば良いのです。

SHAREFacebook
POST
LINELINE