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「三五八漬け」で健康&美容が手に入る?!レシピも手軽で簡単!
麴を使ったお漬物の一種「三五八漬け」。必要な材料も少なく、ぬか漬けのように毎日かき混ぜる必要がないため、初心者でも気軽に挑戦することができます。材料のひとつである麹には、脂質の代謝を促進させる効果や美肌効果が期待できるビタミンBを豊富に含んでいます。また、腸内環境を整えてくれる食物繊維やオリゴ糖によって便秘解消や免疫力の向上にも効果的です。おいしいだけでなく、健康と美容にもよい「三五八漬け」を漬けてみませんか?
■三五八漬けとは?
そもそも「三五八漬け」とはどのようなものなのでしょうか?
・東北地方の郷土料理
「三五八漬け」とは、福島県・山形県・秋田県などの東北地方から伝わる麹漬けの作り方のことを指します。「三五八漬け」という名前は、食塩・麹・蒸米を3:5:8の割合で混ぜあわせることが由来です。ぬか漬けのように定期的に混ぜる必要もなく、約6時間~1日の漬け時間であっさり味の麹漬けができます。食塩と麹とお米の3つだけでできているため、ぬか漬けのようにたくさんの材料をそろえなくても手軽に作ることができますよ。・ぬか漬けより癖がなく少し甘い
「三五八漬け」はぬか漬けと比べて癖がなく、少し甘みを感じられる味です。野菜を漬けると、麹の香りと甘みが感じられるお漬物ができあがります。また、野菜だけではなく、肉や魚を漬けてもOK。ひと手間プラスするだけで、いつもと一味違う本格的な料理に仕上がりますよ。■三五八漬けと塩麹の違いは?
「三五八漬け」と塩麹の違いは3つあります。
・熟成時間
塩麹の場合、仕込んでから約7~14日ほど熟成時間が必要です。また、熟成している途中に1日1回は混ぜ込まなくてはなりません。一方、「三五八漬け」の場合は、仕込んだそのときから使えます。もちろん慣れた床の方がおいしいお漬物になりますが、食材を漬け込むことによって発酵が進むという点が特徴のひとつです。・塩麹の方が汎用性が高い
塩麹の用途は多種多様。タレとして使ったり、漬け置きにしたり、塩の代わりに調味料として使用したりできます。汎用性が高く、さまざまな用途に使うことができる点が塩麹の特徴と言えるでしょう。「三五八漬け」は、お漬物の素として使います。簡単に床を作ることができ、麹漬けのおいしさを手軽に楽しむことが可能です。・三五八漬けの方が水分が少ない
塩麹の場合、米麹と水の割合は1:1ほど。よって、塩麹に含まれる水分は約50%です。麹の粒が溶けてくると、さらに水気が増します。「三五八漬け」の場合は、水分は全体の20%ほど。野菜を漬けていくと野菜の水気が出てきますが、水分が半分以上になることはありません。■三五八漬けのレシピは?
「三五八漬け」は、スーパーなどで販売されている三五八漬けの素を使うと簡単に作ることができるんです!ここでは、三五八漬けの素を使ったレシピをご紹介します。
・基本の材料
床作りに必要なのは、三五八漬けの素と水のみ。ボウルなどの容器に三五八漬けの素を入れ、水を加えながら混ぜていきましょう。初めは醗酵が進んでいないため、ゴワゴワした床になります。ここから漬け込んでいくと、食材に含まれる水分と気温によって発酵が進み、やわらかくなっていきます。
・基本の漬け方
床ができたら、さっそく食材を漬けてみましょう!作りたての床は、塩分が強くなる傾向にあります。漬ける時間を短くして調整しましょう。また、捨て野菜やクズ野菜を漬け込むのもおすすめです。2、3回ほど野菜を漬けると、野菜から出る水分で床が慣れてきます。
・野菜以外のものも漬けてみよう
「三五八漬け」にしておいしいと評判な食材が「アボカド」です。アボカドを漬けると、クリームチーズのようなとろりとした食感に仕上がり、とってもおいしくなるそう。その他、肉や魚を漬けるのもおすすめです。肉や魚などを漬けると生臭さが消え、うまみが増します。肉や魚を漬ける場合は床に直接入れるのではなく、床の一部を食材に塗り、ラップなどで包んで熟成させましょう。調理するときは水で軽く洗い、フライパンやグリルなどで焼けばOKです。
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