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今注目の「デジタルデトックス」で、スマホ依存から自由になろう!

出典:ぱくたそ

Lifestyle

今注目の「デジタルデトックス」で、スマホ依存から自由になろう!

毎日の暮らしに欠かせなくなった、スマホなどのデジタル機器。「気がついたらスマホをさわっている」「スマホが手元にないと落ち着かない!」という人も多いのではないでしょうか? そんななか、話題なのが「デジタルデトックス」と呼ばれる取り組みです。デジタル漬けで心身ともに疲れた現代人を救う方法として注目され、デジタルデトックスを目的にしたツアーも登場。一体どのような取り組みなのか、早速チェックしましょう!

■「デジタルデトックス」って何?知っておきたい基礎知識

デジタルデトックスについて、その意味や方法、効果をまとめました。

・「デジタルデトックス」とは?


「デトックス」とは英語のdetoxification(浄化、解毒などの意味)の略で、本来は健康や美容を目的に、体内の不要物などを排出することを意味しています。「デジタルデトックス」とは、一定期間デジタル機器から距離を置くことで、デジタル漬けのライフスタイルを見直し、心身の健康を回復する取り組みです。
デジタルデトックスの普及を目的に活動している「デジタルデトックスジャパン(一般社団法人日本デジタルデトックス協会)」は、スマホを持たずに旅行やキャンプなどのアウトドアを楽しむツアーを企画し、多くの人が参加しています。
また、「デジタルデトックスプラン」を用意しているホテルや旅館もあり、あえて客室にテレビを置いていなかったり、「スマホの一時預かり」を行ったりなど、ユニークなサービスが人気を集めています。
デジタルデトックスジャパン公式サイト
 

・どんな効果があるの?


一定期間デジタル機器から離れることで、さまざまなメリットがあると考えられています。
何も考えないリラックスできる時間が確保できるほか、家族など身近な人とのコミュニケーションが増えたり、趣味を楽しむ心の余裕が生まれたりします。デジタル機器に没頭していた時間を他に使えるようになるため、自分の生活習慣やライフスタイルを見直すきっかけにもなります。
 

■あなたも「デジタル依存」!?今すぐチェックしよう!

あなたには、以下のようなクセや生活習慣がありませんか?
当てはまるものが多いほど、「デジタル依存」の傾向があると言えます。早速チェックしてみてください!
 

・無意識にスマホをさわっている

出典:photoAC

電車の待ち時間など、なんとなく手持ちぶさたなとき、無意識にスマホやタブレットを取り出していませんか? スマホをさわる行為は、自然すぎて、もはや意識していない人も少なくないようです。
 

・よく「ながらスマホ」している

出典:photoAC

食事しながら、テレビを見ながら、トイレに座りながら、さらには防水ケースに入れてお風呂に入りながら…。自宅でも、外出先でも、スマホをさわっている人をよく見かけます。特にスマホはガラケーと比較すると、SNSをはじめ、動画、ラジオなど多くの機能を持っているため、ついつい没頭してしまいがち。何かをしながら無意識にスマホをさわってしまう場合は、デジタル依存の可能性があります。
 

・登録サイトにたくさん登録している

出典:ぱくたそ

AbemaTVやHulu、Netflixなどの動画配信サイトのほか、Kindle Unlimitedのような書籍(雑誌、コミックス含む)の読み放題サイトなど、毎月定額でサービスが利用できるサイトが数多く登場し、人気を集めています。
このような登録サイトは、一度利用登録すると「元をとろう」という心理が働くため、ついつい「あれもこれも」と視聴することになり、結果的に長時間サイトを見てしまいます。
また、ネット限定のWEBマガジンも多く、ファッションやグルメ、ライフスタイルなど、扱われているテーマもさまざま。連載マンガや連載コラムもあるため、専用アプリをダウンロードして頻繁にチェックしている人も少なくありません。
こうした登録サイトは、本当に見たいコンテンツだけにしぼらないと、時間がいくらあってもたりません。「ウィッシュリストに入れた動画をノルマのように見ているうちに、休日が終わった」などという、笑えない状態になる人もいます。
 

・ SNSが気になる

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LINEやInstagram、Twitter、FacebookなどのSNSは、友だちだけでなく、家族や知り合い、職場仲間などとのコミュニケーションに欠かせないサービスになりました。友だちの投稿や知り合いからのメッセージ、コメントが気になって、ついついマメにチェックしてしまいがち。コメントを返したり、タイムラインを眺めていると、あっという間に時間がすぎてしまいます。
身近な人とのコミュニケーションは大切ですが、利用するサービスや時間帯をあらかじめ決めておくようにしましょう。
 


■デジタルデトックスってどんなことをするの?

私たちの生活の中に、すっかり溶け込んでしまったデジタル機器から離れ、デジタルデトックスをするには、どうしたらいいのでしょうか?具体的な方法をご紹介します!
 

・電波の届かないところへ旅行する

単にデジタル機器の電源を切っておくだけだと、ついスイッチを入れたくなる誘惑に駆られます。そのため一番効果的なのは、電波が入らない圏外エリアや、Wi-Fiのないエリアに出かけることです。ネットにつながっていないデジタル機器は、ほとんどの機能が使えません。そんな環境に自分の身をおけば、自然とデジタルデトックスが可能になります。
日本国内だと、電波がつながらないエリアはなかなかありませんが、海外なら都市部を除けばまだまだたくさんあります。あえてそういう環境や国を目指して、旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。そのとき、なるべくデジタル機器は自宅に置いて出かけるか、信頼できる人に預けておきましょう。
 

・不要な登録サイトへの登録を削除する


自分がいくつのサイトに登録しているのか、一度見直してみましょう。一つ一つリストにまとめてみると、自分で思っていたより多くのサイトに登録していることがわかって、驚くかもしれません。
本当に必要なサイトだけを残し、あまり利用していないサイトや、あまり使っていないアプリは思い切って削除することをおすすめします。
有料サイトの場合は、退会手続きを行わない限り、月会費の引き落としが自動的に継続されるサイトがほとんどです。公式サイトで必要な手続きをし、メールなどで正式に退会していることをしっかり確認してください。
 

・デジタル機器にさわらない時間を決める

出典:photoAC

気がついたら何時間もスマホをさわっていた!という経験を持つ人は少なくないと思います。デジタル機器は惰性で使ってしまいがちなので、あらかじめ使う時間を決めておくと「使いすぎ」を防げます。
例えば、寝る前にスマホをさわって夜更かししてしまう人は、「夜は8〜10時の2時間だけ」とか「夜10時以降はさわらない」などの「マイルール」を作ってはいかがでしょうか。
「友だちからメッセージやコメントが来るかもしれないし…」と心配な人は、自分で決めた時間以降はスマホが鳴動しないように設定を変更したり、前もって周囲に「夜9時以降は返信できません」などと伝えておいたりするとよいでしょう。
最近はスマホ自体に、アプリの使用時間を制限できる機能や、通話以外の機能をロックする機能などが備わった機種もあります。そのような機種や機能を利用してみるのも、一つの方法です。
 


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