Baby&Kids
子どもの小さな失敗はこだわらずに未来の問題解決力を磨こう
vol.861【1日1成長お母さん】お母さんと一緒に問題解決を学ぶ体験を3歳4歳からしていこう
失敗は経験の1つ。問題解決できる能力を身につけさせてあげよう
子どもの小さな失敗は、長い目で見たら人生の小さな経験の1つです。ですが目の前で見ているお母さんには、一大事のように映ることもしばしばあります。危険なことや迷惑をかけるようなことでなければ、その時に子どもが“どう考えて”“どう行動するか”の方が今後の人生にとって大切なスキルになっていきます。小学校に入ってから忘れ物をした時も、それに対して自分がどうやって解決するか考えられることが貴重なことです。
結果が不十分でも自分で解決できたことを認めてあげる言葉をかけてあげよう
トイレに行くタイミングが少し遅れて、手前でぬらしてしまった3歳のMちゃん。前はただ泣いてお母さんを呼ぶことしかできませんでした。今は1人でぬれた服を脱いで着替え「お母さん失敗しちゃった」と伝えてくれます。着替えた服がパジャマだったり、ぬれた服が置き去りだったりしますが大きな前進です。ただ泣くだけからお母さんと一緒に問題解決することを体験し、今はここまで1人でできるようになりました。
3歳で自立心を育み4歳で具体的な問題解決の方法を考えられるように導こう
3歳の時期は自分でなんでも「やりたい!」というので、時間がかかります。お母さんもやらせる方が面倒なことが多いですが、この時期にやりたいことをやらせてあげ、失敗したら責任を取るをセットで教えてあげましょう。そして4歳では自分のやりたいことをどうしたら実現できるか考え、工夫できるような自立を目指します。起こる問題に対して「どうしたい?」と尋ねてあげましょう。どうしたらいいかを考える習慣になります。
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