Baby&Kids

上手に話せる4歳児でも、自分の気持ちは言葉にならないもの

vol.938【1日1成長お母さん】子どもの発言を繰り返し隠れた気持ちを引きだそう

4歳は成長の一つの節目。我慢を身につけていく大切な時期にもなります

子どもが4歳になるころ、最近ちょっと育児が大変だなぁと感じるお母さんも多いでしょう。それは子どもたちが新たな発達段階に入るからです。
4歳ごろの成長過程で起きている内部の変化に、自分でも戸惑いを感じています。その状態への反応が子どもの不安やぐずりに出てくることも。そして、今まで以上に言葉や理解力が発達する4歳は我慢を身につけたり問題解決の力をつけていくのに大切な時期でもあります。

「いや!」の奥にある隠れた不安を、言葉に出せるように促してあげよう

4歳になるMちゃん。外から帰り手を洗う時、急に不機嫌になって「いやだいやだ」と駄々をこねます。その声にお母さんもイライラしそうになりますが、 Mちゃんも自分の複雑な気持ちと必死に闘っているんだなと気持ちをおさめます。
「嫌なんだね~」とお母さんが聞くと「うん」とうなずくMちゃん。「何が嫌なの?」「お兄ちゃんが先に洗ったから」と言葉が出てきました。「お兄ちゃんが先に洗ってイヤだったんだね」とお母さんが繰り返すとMちゃんは少し落ち着きを見せます。

言葉にすることができなかった感情が、言葉になることで心の整理ができます

子どもが自我を通そうとして駄々をこねるのは、自分の気持ちをうまく表現できない時やどうしたらいいか分からない時が多いものです。女の子は特に感情に左右されます。
まずは「嫌なんだね」と子どもの言葉を繰り返して気持ちを受け止め、その奥の感情を出せるようサポートします。
おしゃべりが上手でも、まだ自分の感情に気づけない時があります。反対に、気づくことで自分の気持ちを受け入れていけるのです。

気持ちが落ち着いたら解決策を1つだけアドバイスし次の行動につなげよう

感情的になりすぎている時は、言葉をかけるタイミングも間を取りながら待つ時間が必要です。声をゆっくりかけながら、背中をやさしくトントンとしてあげるのも効果的な場合があります。
少し落ち着いた様子なら「手を洗ってお母さんとおやつの準備をしようか」と次の行動につなげましょう。気質によって対応も変わりますが、この時期のお母さんの冷静な対応が子どもの成長に繋がっていくでしょう。

今日の1日1成長

4歳児には言葉にできない気持ちがたくさん、寄り添って細やかに対応しよう
子どもの表現力も1成長、お母さんの受容力も1成長。
さわどあさみ(文)むらたますみ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
SHAREFacebook
TWEETTwitter
LINE LINE

PickUp
[ おすすめ記事 ]

SPECIAL!