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社会で役立つ人になる方法。「ありがとう」を子ども伝えよう

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社会で役立つ人になる方法。「ありがとう」を子ども伝えよう

vol.948【1日1成長お母さん】「優しくなって」や「偉いね」よりも、「ありがとう」が効果的

優しい子に育てるには「人に優しくして」よりも、効果のある言葉がある

子育てをする上で“子どもを優しい人に育てる”ということを最も大切にしているお母さんは多いのではないでしょうか。困っている人がいたら自然に手を差し伸べるなど、社会の役に立ち、必要とされる人になってくれたら嬉しいものです。そのため子どもに「人には優しくしなきゃだめよ」や「みんなの役に立つ大人になってね」と伝えることがあるかもしれません。しかしそれよりももっと効果のある言葉があります。

人は「ありがとう」と言われると欲求が満たされて幸福感を感じる

子どもが社会の役に立ち、優しい人になるには人には「ありがとう」とたくさん言ってあげるといいのです。人は生まれながらにして誰かの役に立ちたいという本能的欲求を持っています。それを心理学で「エフェクタンス(効力感)」と言います。そのため人から「ありがとう」と言われると、その欲求が満たされて幸福を感じるのです。人の役に立つことに喜びを感じる経験をすると、もっと役に立ちたい、人に喜んでもらいたいと思うのです。

評価され続けた子どもは、その言葉を得たいがために行動を起こすこともある

子どもがお手伝いをしてくれた時にお母さんは「偉いね」と言うことがあるかもしれません。しかし「偉いね」は子どもを評価する言葉です。評価をされ続けた子どもは、評価を気にしすぎるようになります。そしてその言葉を得たいがために行動を起こすこともあるでしょう。例えば空のペットボトルが道に落ちていたら、人が見ていれば拾ってごみ箱に捨てるけど、誰も見ていなければ拾わないということもあるかもしれません。

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