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お母さんとの楽しい食事の時間が子どもの食育につながる
vol.965【1日1成長お母さん】育児本通り進まなくても大丈夫!楽しむことから始めよう
味覚の発達は順序があり、食経験を重ねることで発達していきます
生後半年くらいから始まる離乳食。進め方や作り方など、子どもがちゃんと食べてくれるように、何度も本を読んだりインターネットで検索したりしますよね。最近では便利なグッズも数多くあります。お母さんは子どもの栄養のバランスを考えて野菜を選んだり、ベビーフードを試してみたりと試行錯誤を繰り返したりします。一生懸命作った離乳食を食べてくれないと、作り方や味つけが良くないのかなと悩んだりすることもあります。
大人が思うほど“食べる”という行為は容易くない。焦らないのがいい
大人は食事時には椅子に座り、道具を使って食べることだと当たり前のようにできます。でもまだ食事を始めたばかりの子どもには、椅子に座ることも、スプーンを持つことも意味すら分かっていないのです。だから投げてみたり、ペロッと出してみたり、椅子から仰け反るのです。お母さん達が、食事をしている姿をたくさん子どもに見せてあげることが、多くを教えるよりも伝えることができます。毎日毎食のことだと大変ですが急かせないことが大切です。
子どもはお母さんの笑顔が大好き。楽しい食事の時間を共有しよう
子どもの食欲には個人差が大きく表れます。初めからパクパク食べる子もいればそうでない子もいます。お母さんの作り方や味つけに問題があるのではなく、その子の興味が影響しているのです。まだ子どもが小さい時期は、ご飯の時間を楽しく過ごすことに注力を注ぎましょう。お母さんが笑顔で食べる姿を見せることで、子どもにもその楽しさは伝わります。食べることに興味を示していないのでしたら“ご飯は楽しい時間”と教えてあげましょう。
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