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女の子のお母さんは注意!「あなたのためよ」は子どものためではない
仲が良いこととお母さんの加護の元に子どもを置き続けることは異なる
最近流行りの“友達母娘”。友達のように仲の良い母娘を指す言葉です。もちろん子どもとはいつまでも仲良くしていたいもの。大人になっても一緒にショッピングや旅行に出かけたりしたい、ずっと一緒にいたいと思うお母さんは意外と多いものです。もちろん男女どちらでも子どもはかわいいのですが、女の子はお母さんの真似をしたがり、なんでもお母さんと一緒がいい、とくっついてきます。それがお母さんの“守ってあげたい”という気持ちをより強めていく場合があるのです。
“子どもと友達”の弊害。お互いがお互いの自立への道を塞いでしまう
友達母娘を目指すお母さんは、子どもを喜ばせようと物をどんどん買い与え、悲しい思いはさせまいと問題を未然に防ぐため頑張ります。「あなたのためよ」と習い事をさせたり友達を決めたり。「あなたのため」と言いながら、実はお母さん自身が我が子に遠くへ行ってほしくないのですね。こうなると今度は子どもがお母さんの言葉に縛られ始めます。「お母さんが言うから」「お母さんが決めたから」自分の意思が育たず、なんでも人任せ。自分で決められない子になってしまうのです。
「あなたのため」は自分自身のための言葉だと自覚して、きっぱり卒業しよう
お母さんはまず「あなたのため」という言葉から卒業しましょう。子どもは経験を積むことで人として成長していきます。人間関係や社会経験の中で、喜びや悲しみ、成功と失敗をきちんと味わうことが大切なのです。お母さんは子どもを守りすぎず「失敗も経験」と呟きながら見守ってください。「だって苦労したらかわいそうじゃない」と思うでしょうか?そんな時こそがお母さんの出番です。失敗して帰ってきたら「よく頑張ったね」と認めて共感すればいいのです。
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