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お宮参りには男の子と女の子で違いがあるって知ってた?

出典:@ toiro_photographさん

Baby&Kids

お宮参りには男の子と女の子で違いがあるって知ってた?

赤ちゃんが生まれたら気になるのが、赤ちゃんが主役の行事ですね。大切な赤ちゃんの行事はしっかりと準備をして挑みたいところ。産後、ママの体調も落ち着き始め、気になるのがお宮参りです。お宮参りは男の子と女の子で決まりごとが少し違うと聞いたことありませんか?今回は、そんな男女の違いも含めて、お宮参りで押さえておきたいポイントを調べました。

◆お宮参りとはなに?赤ちゃんが主役の行事?

出典:photoAC

お宮参りとは、子どもが生まれたことを神様に報告し、健やかな成長を祈って参拝する儀式のことです。土地の氏神様に参拝し、新しい氏子して祝福を受けるという意味もあります。地域の氏神様である神社に参拝するのが一般的ですが、好きな神社にお参りするという方も近頃は多いようです。

◆お宮参りに男女の違いがあるって本当なの?

お宮参りには、男女に少しずつ違いがあります。違いについてひとつずつ確認しておきましょう。

・参拝する日に男女の違いがあるの?

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お宮参りには、生まれてから何日目に参拝するのか、男女で違いがあります。正式には男の子が生後31日目、女の子が生後32日目に行います。けれど、この点には地域差がありますし、天候や赤ちゃん、そしてママの体調を考慮してベストな日を選ぶとよいでしょう。

・男の子の正式な衣装は白羽二重に熨斗目模様の掛着

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お宮参りでは、赤ちゃんの正式な服装は和装です。肌着の上に内着である白羽二重を着せ、その上から掛け着を掛けます。白羽二重とは、真っ白な絹の生地で作られた内着のこと。その上から掛け着を掛けるのですが、この掛け着は祝い着や産着とも呼ばれる色のついた着物のことです。この掛け着のデザインに男女の違いがあります。男の子の場合は紺や黒をベースとした、熨斗目模様(のしめもよう)の掛け着を用意します。熨斗目模様とは、そで下から腰にかけて、横一文字に模様が入ったデザインのこと。鷹や龍、虎や兜など強くてたくましいイメージのデザインが人気です。

・女の子の正式な衣装は白羽二重に友禅模様の掛着

出典:@ chiicameraさん

女の子の掛け着は友禅模様(ゆうぜんもよう)を用意します。友禅模様とは、草木や花鳥などを曲線を用いて絵のように表したデザインのこと。多彩で絵画的であることが特徴です。花や毬、鈴などが使われたデザインが多く、古典柄は華やかでありながら上品さも兼ねていることから人気。掛け着の下に着る白羽二重は、男女ともにロンパースで代用する方も増えているようです。

・最近は簡単に着せられるベビードレスが主流

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お宮参りでは正式な服装は和装であるとご紹介しました。けれど、最近では着せやすさからベビードレスにケープなど、洋装を選ぶ方も多くいます。出産後、病院から自宅に帰る際に着せたベビードレスをお宮参りでも着せるという方も増えているようです。夏には風通し良く、冬には重ね着をさせるなど、赤ちゃんの体温調節には気をつけましょう。

◆お宮参りの着物は誰が買えばいいの?決まりはある?

それでは、お宮参りの際に赤ちゃんの衣装は誰が用意するのでしょうか?こちらもしきたりからご紹介します。

・地域差があるが、母方の実家が用意するのが正式

こちらも地域差があると言われていますが、正式には母方の実家が用意するとされています。着物だけでなく、費用など全てを母方の実家が準備し、父方の実家が行事に参加するというスタンスだったようです。けれど、近頃は着物を母方の実家が、食事会などの費用を父方の実家が、というように分担をするという地域や家庭も増えているよう。ご両家で風習について話し合ったうえで準備すると安心ですね。

・現在は写真スタジオでの着物レンタルが増えている

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お宮参りの記念に、写真スタジオで記念写真を撮られる方が多くいます。写真スタジオでの着物レンタルを利用して、写真のみ正式な和装姿を残し、お宮参り当日は動きやすい服装で参拝するという方法もあります。写真スタジオによってはスタジオでの撮影時だけでなく、着物を着てお参りも可能というサービスを行っているところも。サービスを上手に利用する方法もありますね。

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