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繊細な子ほど空気を読む。実はコミュニケーション能力が高い証拠

Baby&Kids

繊細な子ほど空気を読む。実はコミュニケーション能力が高い証拠

vol.1078【1日1成長お母さん】慣れるのに時間がかかるのも個性。ゆっくり仲良くなる子もいる

消極的な性格の子どもを見ているともどかしい。いつかは積極的になれるの?

子育て中のお母さんに悩みは尽きないもの。中でも子どもの消極的な姿に悩みを抱えるお母さんは多いようです。言いたいことをうまく言えない、友だちの輪の中に入っていけなくていつも1人ぼっち。そんな姿を見かけると親としてはもどかしい気持ちになるでしょう。そしてこのまま大人になっても消極的なまま自分の意見を言えなかったらどうしようと心配し、マイナスに考えてしまいがちです。

繊細過ぎる子にとって、新しい環境へ飛び込むのは勇気がいるし時間がかかる

Mちゃんは6歳の女の子。大人しく繊細なMちゃんは、なかなか友だちの輪の中に入っていけません。お母さんは心配になって「みんなと一緒に遊びなさい」「ほら、頑張って」と背中を押すのですが、Mちゃんは行こうとしません。実は子どもには生まれつきの個性があり、これを気質といいます。気質は成長しても本質は変わらないもの。この生まれつき繊細で引っ込み思案なタイプの子が新しい環境に飛び込むことは、とても高いハードルを越えることなのです。

心配せずに見守ってあげる環境が大切。自然に溶け込めるようになってきます

Mちゃんは集団に馴染めないのではなく、繊細で敏感なので馴染むのに時間がかかるだけなのです。感じやすいため共感力が優れている特徴もあり、お母さんが心配しすぎるとプレッシャーに感じて更に動けなくなってしまうでしょう。このタイプは自分の世界観を持っていて、1人の時間も楽しめます。慎重なのはその環境が安心できる所かを確認している最中だからです。お母さんが心配し過ぎないで見守ってあげると安心感も伝わるでしょう。

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