お七夜の料理はどうする？宅配サービスなら出産後のママにも優しい

■お七夜の儀式はなにをするの？

お七夜という名前は聞いた事はあるものの、どのような儀式をすればいよいのかわからないですよね。まずはどのようなものかご紹介します！

・お七夜（おしちや）ってなにをするの？

お七夜とは赤ちゃんの誕生から7日目の夜に「健やかな成長を願う」お祝いの儀式です。元をたどれば平安時代からつづく民俗行事と言われていて、生まれた赤ちゃんに名前をつけて社会の一員の仲間入りを認めてもらいお祝いをします。お祝いを兼ねて、食事を楽しむのが一般的です。

命名に対するお祝いでもあるため、命名紙を準備をしておくといいですね！専用用紙が販売されているので、それを購入する人も多いようです。「命名」を書いた紙はお宮参りまでの一カ月は赤ちゃんの寝床の上などに飾っておきます。その他には命名を書いてくれる専門のお店があるので、書いてもらう場合もあります。自分で筆などを準備する手間がいらないため、専門店に書いてもらうのも便利ですよね。

お七夜をするのは出産して７日目の夜と昔から伝えられていますが、病院から退院する日が産後一週間前後が多くなってきています。最近では退院祝いを兼ねて行うことも多くなってきており、また出産した記念にお七夜の日に手形や足形を採る人も増えてきているみたいです。生まれたばかりの小さな手と足型は赤ちゃんの成長の中での永遠の宝物になりますよ♡

■お七夜ってどんなお料理を食べるの？伝統の料理はある？

お祝いにはかかせない赤飯と尾頭つきの鯛を食べるという方が多いようです。
赤飯の鯛の他にはお膳料理でを用意する家庭もあります。お七夜に食べられることの多い、昆布や紅白の麩、はまぐりのお吸い物などの縁起物や、お寿司も人気のよう。最近では宅配サービスを利用する人が多くなってきているみたいです。宅配のサービスは、地域でことなりますが、お店から配達してくれるサービスと、ネットで注文し他県から発送してくれるサービスがあります。

・赤飯と鯛はなぜお祝いの席で出されるの？

お祝いの席で出されるには、うれしい意味があるのでご紹介します。

赤飯…赤いお米は邪気を払う力があるといわれていたようです。生まれてきた赤ちゃんがなにごともなく健やかに育ってほしいという意味から赤飯を食べます。
赤飯の上に飾る「南天の葉」は「難を転じる」という語呂合わせから南天は縁起の良い木とされています。

尾頭つきの鯛…「鯛」はもともと「めでたい」という意味で知られていますが、頭と尾つきの鯛には「頭から食べ始めて尾まで食べて一つのことをはじめから最後までまっとうする」という意味があるそうです。

お正月などのお節料理もひとつひとつ意味がある食材ですが、赤ちゃんの誕生を祝うお膳料理にも意味がある食材が使われています。

■お七夜料理は自宅で手料理？宅配や外食を利用する？メリットとデメリット

お七夜の料理は作ることも頼むこともできます。ただし出産したお母さんの負担にならない方法を考えましょう。メリット・デメリットをご紹介いたします。

・手料理のメリットは？

出産を終えたばかりのママの好きなものを用意できるのは大きなメリット。出産後は食欲がなかったり、口がかわったりしているので食べたいものを作るのもいいかも。また自宅なので、赤ちゃんが泣いても周りに気にせずにゆっくり過ごすことができます。
 

・手料理のデメリットは？

出産を終えたばかりのママには料理を作るということは少し負担になってしまいます。両親を呼ぶとなると人数分の手料理をしなければなりません。

・宅配のメリットは？

最近では宅配サービスをする人が多くなってきています。宅配のメリットは、出産後のママの負担にならなく、料理の準備をしなくていいことです。またお店で宅配をしてくれて食器を貸し出ししてくれる場合があるので、皿洗いなどもしなくてよい場合があります。
 

・宅配のデメリットは？

少し金額が高くなる。宅配をしてもらえる時間には限りがあったり、メニューの融通が利かない場合もあるというデメリットがあります。

・外食のメリットは？

外食は全て準備をしてくれるのでとても楽で便利です。お祝いの料理のコースなどがある店が多いので決めやすいこともおすすめのポイントです。
外食をする場合は必ず事前予約をしておきましょう。
 

・外食のデメリットは？

授乳スペースや、ベビーベットなどがないお店もあります。必ず確認してから予約をしましょう。また赤ちゃんが泣いたときぐずったときに個室でなければ周りに気を使ってしまいます。外食をする場合は個室の予約をとれるかを聞いておきましょう。