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里帰り出産はする?しない?決め手や手順を知っておこう

出典:@0203emさん

Baby&Kids

里帰り出産はする?しない?決め手や手順を知っておこう

妊娠が分かったら、決めることが盛りだくさんです。「里帰り出産をするか、里帰りをしないで出産するか」ということも決めることのひとつ。それぞれメリットもデメリットもあるので、迷う人も多いでしょう。今回は里帰り出産のメリットとデメリット、里帰り出産をするときの手順、必要なグッズなどについて紹介していきます!

■里帰り出産は絶対するべき?メリットとデメリットは?

出典:photo AC

妊娠をして里帰り出産をするか否かで悩む人は少なくないはずです。しかしながら里帰り出産は絶対にするべきといは言い切れません。メリット・デメリットを考慮した上で、里帰り出産をするしないについて、それぞれの家庭に合った選択をすべきです。まずは里帰り出産のメリットとデメリットについて考えてみましょう!

・里帰り出産をすることのメリット

里帰り出産のメリットは、―育児経験のある親の元で、安心して出産や産後の育児に臨める―親がいることで家事に対しての不安がなく、産後育児に専念することができる―分からないことがあれば気軽に実母に相談できるなどが挙げられます。やはり育児に関しても信頼がおける実母のもとで出産するというのは、特に初産のママにとっては心強いでしょう。また、初めての育児で分からないことがあれば、育児経験者である実母に聞くことで不安を解消することもできるはずです。

・里帰り出産をすることのデメリット

対して、里帰り出産をしたことで考えられるデメリットは、―場所によっては生まれてすぐ赤ちゃんとパパを会わせる機会がなく、父親としての実感が湧きづらい―就園、就学をしている上の子がいる場合、パパは仕事とサポートを両立しなければならない―その場合ママも上の子としばらく離れ離れに―実家に滞在中の費用やお礼に気を遣うなどが挙げられます。里帰り出産をすることで、パパに会わせられない、パパとしての実感を持ってもらいづらい、上の子を慣れない環境に置くことになってしまうなど、物理的な距離がある分、家族としての関わりがいつもより少なくなってしまう可能性があります。特に上の子がいる場合は、里帰り中はどうするのかということについて、家族間で話し合いをする、地域でサポートを受けられる体制が整っているかなどについて十分に調べるなど、里帰りに不安が残らないように準備をする必要があるでしょう。また、暮らしているのが国外の場合は、里帰り出産をする際に移動距離が格段に長くなるので、家族でよくよく話し合って決めましょう。仮にアメリカに住んでいるのだとしたら、英語がどの程度話せるか、どの程度の出産費用になるか、里帰りによって家族がどのくらいの期間離れ離れになるのか…などが里帰り出産を決めるひとつのポイントになるでしょう。

■里帰り出産するならどんな手順が良い?

里帰り出産のメリットとデメリットについて考慮した上で、里帰り出産を決めた場合、どのような手順で進めていくのが良いのでしょうか?参考に一般的なスケジュールを紹介していきます。

・出産前の里帰り!一般的なスケジュールは?

―妊娠2カ月~5カ月ごろ

出典:photo AC

妊娠が分かり、里帰り出産を決めたら、まず今現在通院している産院へ里帰り出産の旨を伝えます。紹介状の作成など手続きが必要になるため、里帰り出産が決定したらなるべく早く通院先へ伝えるようにしましょう。いつから里帰りをするかということについてもあらかじめ大体の時期を決めておくのが良いと思います。

―妊娠2カ月~6カ月ごろ

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里帰り先の産院を調べ、どこへ転院するかを決めます。そして転院先を決めたら、里帰り出産での転院が可能かについて確認しましょう。里帰り出産が決まったら、体調などをみて早めにリサーチしておくことをおすすめします。人気の産院の場合、連絡が遅くなってしまうと受け入れが難しいこともあるからです。また、転院先へ確認する前に紹介状を書いてもらうと、転院できないとなったときに紹介状の書き直しなどの手間が生じてしまいます。手順としては、転院先の病院へ里帰りができることの確認と予約がとれてから、通院先へ紹介状を書いてもらうようにしましょう。―妊娠5カ月~6カ月ごろ可能であれば、安定期に入ったこのころに一度里帰り先の産院を受診しておくと安心です。自治体から発行される妊婦健診の補助チケットは自治体が代わると使用できないということもありますので、転院先への受診ができないという場合でも、このころに一度きちんと健診を受けておくことをおすすめします。実家のある自治体に住民票を移動して補助チケットを使えるようにしたり、上の子を実家の近くの保育園に預けたりという人もいるようなので、参考にするのもいいかもしれませんね。また同時にこのころ、里帰り出産に関してのアドバイスや注意事項を聞いておくと安心です。

―妊娠8カ月~9カ月ころ

出典:@0203emさん

いよいよ里帰りをする時期です。妊娠32週~34週くらいまでに転院をするのが一般的な目安となりますが、転院先の病院から「妊娠○週までに受診をしてください」などと指示がある場合もあります。そして初産より2人目の出産は早めに生まれる方も多いようですので、2人目以降の里帰りの際は、なるべく余裕を持った帰省スケジュールを立てましょう。産後に必要な物品の用意や産後の出生届を含めた手続きなどについても、前もって準備や計画をしておくと安心ですよ。

・出産後に里帰りする場合のスケジュールは?

出典:@0203emさん

中には通院先の病院で出産をしたのちに、実家へ里帰りをするという人もいるでしょう。その場合のスケジュールはどうするべきでしょうか。特に実家が遠方の場合は産後の里帰りは時期をみないと難しいでしょう。産後1カ月の健診は出産した病院で受けることや、産後母体が回復する期間である産褥期は安静にしていなければいけないことから、産後すぐに里帰りするというのは現実的ではありません。産院で相談するのが一番確実で安心なので、出産後に里帰りをしたいと考えている人は一度相談してみると良いでしょう。

■里帰りに必要な持ち物は?事前にチェック!

里帰りに必要な持ち物をリスト化したので、里帰り出産をする人は事前に確認しておきましょう!―入院に必要な持ち物

出典:気分の上がる母子手帳カバーはここで手に入る!@___20_j.ayariuさん

母子手帳紹介状(その他必要な書類)印鑑(手術などが必要になったときに備えて)入院に必要なものは、代わりを用意するわけにはいかないので、里帰り前に忘れているものはないか何度か確認しておきましょう。

―滞在中に必要なもの

出典:photo AC

衣類や下着(産前産後に使えるもの)洗面用具や化粧品など身の回りの必要なもの服やパジャマはマタニティー服と産後の授乳服を兼ね備えたものだと便利ですよ!

―産後に必要なベビー用品

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おむつベビー服哺乳瓶などミルク関連のグッズベビーバスチャイルドシート赤ちゃんに必要なグッズは、里帰りした後でも十分間に合うでしょう。ベビー服なども必要最低限準備しておき、産後に足りないと感じたら買い足せばOK。哺乳瓶なども産後にならないと必要かが分からないため、事前に買う必要はなさそうです。

出典:@0203emさん

ベビーベッドやベビーバス、チャイルドシートは、一時期しか使わなかったり買っても自宅に持ち帰るのが大変だったりするので、レンタルを視野に入れるのもひとつの手段でしょう。

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