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妊婦さん必見!安産祈願の気になる方法やおすすめ神社をご紹介
元気な赤ちゃんが産まれてきてくれるように安産祈願はしておきたいものですよね。なかには、「戌の日」という言葉を妊婦さんになって初めて知ったという方もいるかと思います。安産祈願の方法や流れ、エリア別におすすめの有名神社など、詳しくご紹介していきます。
安産祈願当日までに親として知っておきたいこと。
■赤ちゃんが生まれる前に行う安産祈願とは?
安産祈願(帯祝い)とは、お腹の赤ちゃんが無事に産まれてくるように願う日本の伝統的な行事です。
■安産祈願は一般的に妊娠5カ月目を迎えた最初の戌の日に行う
基本的に、安産祈願を行う日程は、妊娠5カ月目を迎えた最初の戌の日となっています。しかし、実際には、つわりなどの体調不良、仕事や両家の都合などで正式な日取り以外に安産祈願を行う人もいます。そこまで安産祈願には、堅苦しいルールや決まりはないので、ご安心を。だいたい妊娠5カ月から6カ月のあいだに安産祈願を済ませる人が多いようです。
■安産祈願に誰と行くかは家族によってさまざま
みなさん、安産祈願は誰と行っているのでしょうか。少し前までは実母を連れて妊婦さんといっしょにお参りする姿が多くみられたようですが、現代の安産祈願事情は多様化してきています。
【意外にも妊婦さんひとりで】
「夫婦ともに仕事が忙しく、仕事が終わったあとにひとりで安産祈願してきた」というたくましい妊婦さんもいらっしゃいます。働いていると戌の日に必ず休めるとは限りませんよね。共働きが多い現代ではめずらしくないケースかもしれません。
【最近では1番多いパターン?!夫婦水入らずふたりで】
転勤で両家の両親と離れて暮らしているなど、さまざまな理由で夫婦だけでお参りするパターンが多くなってきているようです。夫婦ふたりだけなら、両家の都合を考えなくてもよいので、日程調整しやすいですね。また、気を遣わず、妊婦さんの体調を第一優先にできることもメリットです。
【きちんとしたお家柄の場合は、両家の両親といっしょに】
いつもお世話になっている両家の両親も招き、お参りに行くパターン。安産祈願を終えたあとは、一般的に食事をする流れが多いでしょう。そのため、事前にレストランを予約しておくと、食事の準備や片付けなどする必要がなく、妊婦さんにとって負担がかかりません。
■なかには両家でそれぞれ2回行くことも
夫婦それぞれの実家が遠い場合、両家が1度に集まるのは難しいですよね。そのため、両家で合わせて2回安産祈願に行くといったケースもあります。赤ちゃんが待ち遠しい気持ちは両親もいっしょです。無事産まれてきてくれることを願って、安産祈願に行きたいと思ってくれている両親も少なくはありません。しかし、旦那側の実家の嫁ぎ先や地域の風習によっては、昔ながらの考え方であれこれと口を出してくるお姑さんもいるようです・・・。声を掛けないと、機嫌を損ねてしまうお義母さんも。ただ、出産するのは妊婦さん本人です。初めての出産の場合は、いろいろと不安になりやすく、なるべくストレスは避けたいですよね。旦那さんに相談してみて、角が立たないように言葉を選んでやんわりとお断りしましょう。
■事前にチェック!安産祈願に必要な持ち物
忘れないように確認しておきましょう!
・初穂料を入れる封筒
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神社にもよりますが、初穂料の相場は、一般的に3000円から1万円程度の金額です。神社の参拝受付で手続きをするタイミングでお金を封筒や熨斗袋に入れて渡すことが多いようです。表に「御初穂料」と記し、下に家長の名前を書きます。
・いっしょに厄払いできる腹帯。現地で買う方も多い!
両親から腹帯をプレゼントでもらった方や、昔ながらの1枚布の腹帯ではなく、自分が使いやすい妊婦ベルトを事前に購入する人もいます。しかし、安産祈願当日に腹帯を現地で購入する人も多いので、まだ腹帯を購入すべきか悩んでいる方は、無理に買う必要はないでしょう。その場合、腹帯を用意してくれている神社なのかを事前に確認しておくことをおすすめします。
■安産祈願の服装はカラダを締めつけないワンピースがおすすめ
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黒いワンピースは大丈夫なの?と思う方もいるかもしれません。安産祈願には特に厳しい決まりはなく、黒いワンピースでもOKです!
■当日までに知っておきたい!安産祈願の手順
当日の流れを説明します。
1.お清め
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清らかな体で安産祈願をするために、お参りをする前に自分の体を清めることを忘れずに。神社には、手水舎という場所があるので、ここで手を洗い、お口をすすぎます。
2.ご祈祷申し込み
受付でご祈祷の申し込みを行います。申込みの際には必ず初穂料を納めましょう。
3.お祓い
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人気の神社は順番待ちになる可能性もあります。自分の順番がきたら、本殿に進み、ご祈祷する前にお祓いをしてもらいましょう。
4.祝詞奏上
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ご祈祷が始まったら、神主が神様にご祈祷してくれるので、軽く頭を下げながら静かに聞きます。ご祈祷が終わったら、「二拝・二拍手・一拝」を行います。
5.授与品の受け取り
最後に神主から参拝者1人1人に授与品が渡されます。待ち時間を除けば、ご祈願は10分程度の時間です。
■安産祈願の有名神社<東京> 赤坂にある日枝神社
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安産祈願やお宮参りで人気の神社です。基本的に予約する必要はありません。受付時間は午前9時~午後4時半(常時)。ご祈願料金は、1万円から受けつけています。参拝後に会食などさまざまな用途に合わせて利用できる喫茶室があるので、お互いの両親といっしょに行くときにもおすすめ!
■安産祈願の有名神社<神奈川>鎌倉を象徴する鶴岡八幡宮
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厄除けなどほかの祈願も行いたい場合、ご祈願料は5千円〜7千円で良いでしょう。ご祈祷受付時間は季節によって変動がありますので、日程が決まったらHPで確認して行きましょう。
■安産祈願の有名神社<大阪>都会の中心にある坐摩(いかすり)神社
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都会の真ん中にありながら、神様からパワーをもらえるような雰囲気漂う穴場スポットの神社です。安産祈願の授与品として岩田帯と鈴守を用意してくれています。腹帯を当日購入したいという方におすすめです。
■安産祈願の有名神社<京都>八幡市にある石清水八幡宮
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平安京にある鬼門を守護するためにつくられた神社なので、全国でも有名な厄除けパワースポットの神社です。石清水八幡宮を訪れたらぜひお守りをゲットして、運を高めましょう。安産腹帯は3000円で購入できます。
■安産祈願は赤ちゃんとお母さんの健康と安産を願う伝統行事
伝統的な行事ですが、堅苦しい決まりやルールはないので、純粋にお腹の中の赤ちゃんの成長を願いましょう☆
harubo
