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叱り方のコツ。してほしい事を同じ言葉で3回、3段階で伝えよう
vol.1308【1日1成長お母さん】子どもの心を傷つけることなく、効果的に行動を改善させる方法
お母さんだったら叱らなくてはいけない時もある。叱るコツは3回、3段階
子育てをしていると「叱るよりも褒めて育てましょう」とよく聞きますね。でもお母さんだったら叱らなくてはいけない時だってたくさんあります。そもそも叱る目的は、ある特定の良くない行為を改善させるためです。そのためには子どもの心を傷つけることなく効果的に叱りたいもの。良くない行為を改善させるためには、子どもにしてほしい事をシンプルに同じ言葉で3回、3段階で伝えるのが効果的です。
子どもは1、2回言われたくらいでは聞こえていない。3回言葉を繰り返そう
公共の場で子どもが騒いでしまった時、子どもにしてほしいことは“静かにすること”です。なので「うるさい」よりも「静かにして」と注意するのが良いでしょう。1回で行動が改善されない場合は同じことを繰り返して3回まで言います。その時に少しずつ声を大きくしていきましょう。子どもは1回言われただけでは「何か声がするな」くらいにしか認識されずお母さんの言葉がしっかり耳に届いていません。2回目でも「あれ、なんだろう」程度。3回目でやっと「怒られている」と気が付きます。
言葉を変えると肝心なことが伝わらない。同じ言葉を使うのがポイント
1回叱って行動に変化が見られないからと言葉を変えてしまうと、叱ることの効果が薄れてしまいます。もし「静かにして」「何回言ったら分かるの」「もう連れてこないわよ」と続けて言ってしまうと、最後の「もう連れてこないわよ」しか子どもの耳には残りません。これではしてほしい事を伝えるという一番大切なことが抜け落ちてしまい、子どもにはお母さんに脅されているような印象のみ残ります。
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