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お母さんの言葉使いは特効薬。子どもの語彙力に与える効果抜群
子どもの自己表現力を高めるために、お母さんは言葉使いに気をつけよう
0歳の赤ちゃんでも、言葉は話せないだけで毎日接するお母さんの言葉をよく聴いています。実は0歳のときの“言葉の記憶”が幼児期に現れると言われることもあるほど。また、幼児期などはお母さんの言葉を真似て妹や弟を叱る長子の言葉使いに恥ずかしい思いや、ハッとした人もいることでしょう。子どもの表現力には、お母さんの日常の言葉使いが現れることが多くあります。それだけ子どもにとってお母さんの影響力は絶大なのです。
子どもの言葉づかいにドキッ!お母さんの言葉を子どもは日々吸収している
Hちゃんは6歳の女の子です。お友だちとも仲良く遊び、会話でのコミュニケーションも楽しんでいます。お家でお母さん手作りのおやつを出したとき「おやつヤバい!」と言うHちゃん。お母さんは思わず「おいしい、まずいどっち?」と尋ねました。近年、この「ヤバい」という言葉は、大人だけでなく子ども同士の会話の中でも日常的に使われています。お母さんは良いか悪いかどちらにも解釈できてしまうことから正確に表現できないと感じ、言葉づかいに気をつけるようになったそうです。
お母さんとの会話がトレーニング。形容詞を意識的に使い表現力を育てよう
子どもの言葉づかいや人への接し方は、一番身近な親の影響を強く受けます。お母さんが子どもに話しかけるときは「おいしいおやつ」「冷たいお茶」など形容詞を使うことを意識しましょう。お友だちと喧嘩をしたときには「悲しかった」転んだ時は「痛い」という具合です。日常的に形容詞を使った言葉のシャワーをお母さんから浴びることで、子どもは正しい言葉の使い方を覚えます。繰り返すことで会話力が高まり、自分の気持ちを表現できる力につながります。
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