出典:筆者撮影
Baby&Kids
哺乳瓶用洗剤、普通の食器用とはどう違う?人気なのはどれ?
使い終わった哺乳瓶を清潔に保つために欠かせない哺乳瓶用洗剤。アイテム詳細やお手入れ方法をチェックして、毎日の育児に役立ててくださいね。
■哺乳瓶用洗剤ってどんなアイテムなの?
まずは哺乳瓶用洗剤について見ていきましょう。
・哺乳瓶用洗剤、普通の洗剤と何が違うの?
哺乳瓶用洗剤の特徴には、赤ちゃんにやさしい成分でつくられていること、余計な成分は入っていないこと、このふたつがあります。赤ちゃん用の粉ミルクには、脂質やたんぱく質など洗剤なしでは汚れを落としきれない成分が含まれています。汚れを落とすという点では普通の洗剤でも問題ないのですが、注目すべきは化学合成成分を含んでいるかどうか。普通の洗剤には化学合成成分が入っていて、赤ちゃんの口に入ったときのリスクを考えると好ましくないとされています。一方哺乳瓶用洗剤は、食品を原料としたものが多く、赤ちゃんにも安心して使えるアイテムです。洗浄力だけでなく、赤ちゃんへのやさしさも考えてつくられているんですよ♡
・赤ちゃんの哺乳瓶に普通の洗剤を使ってもいいの?
普段食器を洗うときに、「キュキュット」や「ジョイ」などの食器用洗剤を使っている人もいるでしょう。「大人と同じ洗剤で洗えたら…」と思う気持ちもあると思いますが、なるべく哺乳瓶用洗剤を使うことをおすすめします。理由としては、普通の洗剤に含まれる化学合成成分は残留性が高いこと。使うとしても“じゅうぶんにすすぐこと”がマストではありますが、成分が残ってしまう可能性もあります。赤ちゃんの体調への影響を思えば、哺乳瓶用洗剤を使ったほうがいいと言えるでしょう。哺乳瓶用洗剤の種類によっては、野菜洗いとして使えるものも。「哺乳瓶用洗剤はいつまで使うかわからないし、買うのをためらう…」そんなときに普段の料理シーンにも使えるアイテムを選べば、赤ちゃんがミルクを卒業したあとも別の用途で使えますよ。
■使い終わった哺乳瓶の洗い方&消毒の仕方
続いて哺乳瓶のお手入れ方法をご紹介します。
・哺乳瓶のお手入れに必要なアイテム
哺乳瓶のお手入れに使うのは、哺乳瓶用洗剤とスポンジが基本。あとは消毒方法に合わせて、ケースや薬液を用意することになります。
スポンジについては、哺乳瓶用として柄の長いものや先端が細くなっているもの、やわらかい素材でできているものも。洗う作業が時短できるので、専用のスポンジを用意しておくことをおすすめします。
・消毒前のひと手間が大切!哺乳瓶の洗い方
まずはパーツをばらばらにして、瓶から洗います。瓶には専用の洗剤とブラシを使いましょう。底まできちんと届くように、専用のブラシを使ってくまなく洗うのがコツ。哺乳瓶用ちくびや他のパーツは、やわらかいスポンジに専用の洗剤をつけてやさしく洗います。洗ったあとに消毒をしますが、消毒前にしっかり汚れを落としておくことが大切ですよ。
・哺乳瓶をより清潔に!消毒の仕方
哺乳瓶の消毒方法には、煮沸、電子レンジ、つけ置きの3パターンあります。
煮沸消毒は、洗ったパーツすべてを鍋に入れて火にかける方法です。水をたっぷり使うこと、パーツごとに煮沸時間を調節することがポイント。哺乳瓶の材質やメーカーごとに煮沸時間の目安は変わりますが、ガラス製の瓶なら約7分、哺乳瓶用ちくびやキャップは約3分を目安にしましょう。電子レンジでの消毒には専用ケースが必要になります。すべてのパーツを専用ケースに入れ、水を加えて電子レンジで加熱。ある程度冷めるまで放置したら、余った水を専用ケースから排出させる方法です。つけ置きの消毒方法にも、専用ケースと薬剤が必要。すべてのパーツを薬液に浸したら、指定時間放置するだけ!
こちらは『チュチュベビー』の「つけるだけ」1,100円(税抜)。「西松屋」や「赤ちゃん本舗」などで購入できるつけ置き用の薬剤です。自宅にある材料だけで消毒できる、手軽さがあるなど、それぞれの消毒方法にメリットがあります。自分にとって魅力的な方法を選ぶようにしてくださいね。