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白湯の作り方とその効果は?生姜やシナモン、オリーブ割りでアレンジレシピも
今回は、白湯が体にもたらす効果と正しい作り方・飲み方、さらにアレンジレシピをあわせてご紹介します。早速チェックしていきましょう!
■まずは、白湯について知識を深めよう!
ここでは白湯の特徴、お湯や湯冷ましとの違いについてご紹介します。
・そもそも白湯って何?今さら聞けない基礎知識をおさらい
白湯(さゆ/しらゆ)とは、簡単に言うと水を沸騰させて50℃くらいまで冷ましたもの。一度煮沸させることで、水道水に入っている、塩素を含んだ石灰=カルキを抜くことが可能です。カルキは水道水の消毒に使われる成分で、水道水には必ず含まれています。そんな水道水特有のカルキ臭は沸騰によってある程度軽減でき、その結果口当たりがまろやかになりグッと飲みやすくなるんです!反対に、沸騰の有無にかかわらず水に熱を加えたものを一般的にお湯と呼びます。白湯は一定時間沸騰させる必要があるため、単純に熱を加えただけのお湯とは微妙に異なることを覚えておきましょう。
・知って得する豆知識!白湯と湯冷ましとはどう違う?
水を沸騰させた後に一定時間置き、人肌程度まで冷ましたものを湯冷ましと呼びます。白湯も飲みやすい温度まで冷ましたものであるため、一般的に大きな違いはなく、ほとんど同じものと認識されているようです。
・素朴な疑問を解決!なぜ10分も沸騰させるの?
白湯は10分間沸騰させるのが基本的な作り方。なぜ10分も沸騰させるのかというと、水道水特有のカルキ臭を取り除きしっかり殺菌するためです。
そのためには、蓋を外して沸騰させるのがコツ。10分間沸騰させると蒸発して白湯の量が減るので、多めに沸かすことも意識しましょう。また、カルキを抜いた状態の白湯は殺菌能力がなくなります。雑菌が繁殖しやすくなるので、適温になったら早めに飲み切りましょう。長時間の放置は禁物です!
■白湯を飲むとどんな効果があるの?
白湯を習慣的に飲むと、水分補給できるだけでなく体にうれしいさまざまな効果が期待できますよ。具体的にどんな効果があるのか見ていきましょう。
・体を温めることで美肌効果も期待できる!
ニキビや吹き出物、シミといった肌トラブルの多くは、腸内環境の乱れや基礎代謝の低下によるものです。白湯を飲んで胃腸が温められることで内臓の動きが活発になり、基礎代謝の向上が見込めます。
代謝が上がると体内に溜まった毒素や老廃物の排出がスムーズになるため、デトックス効果も。その結果肌への水分・栄養分が届きやすくなり、美肌効果が期待できるのです。
・水分補給ができるため便秘予防も期待できる
世の多くの女性を悩ませる便秘。ようやく便意を催したと思ったら、今度は便が硬くてなかなか出ない…なんてお悩みを抱える方も少なくないかもしれませんね。便が硬くなる原因は、ずばり水分不足。便秘を解消するにはまず水分をとることが大切です。体温よりも熱い白湯を飲むことで便が溶け出し、スムーズな排出を促してくれますよ。
・妊活している方も必見!冷え性改善もサポート
白湯の効果は、胃腸の機能改善にもお役立ち!胃腸が活性化すると基礎体温が上昇します。体全体がポカポカと温まるため、冷え性の改善にも期待大。妊活中の女性には特におすすめですよ。気温が低くなる冬はもちろんですが、エアコンの効き過ぎにより体が冷えがちな夏にも冷え対策は有効です。
また基礎体温の上昇は血流をスムーズにするため、足・顔などのむくみ改善も期待できます。
・代謝アップが狙える白湯はダイエットにも◎
気候や生活習慣、ストレスなどさまざまな要因により乱れがちな女性のホルモンバランスはとてもデリケート。実は白湯で体を温めてあげるだけでも、体調を整える一助になるんですよ。基礎体温が上がると代謝がアップ。体脂肪の軽減が期待できます。またこまめに白湯を飲むことで小腹が満たされ、間食を抑える効果も。
■白湯の正しい作り方って?
ただ水を沸かして飲むだけじゃもったいない!正しい白湯の作り方をマスターして、毎日の健康習慣に取り入れてみませんか?ここでは、白湯の適正温度をはじめ、ミネラルウォーターや水道水、ケトルを使った白湯の作り方をご紹介します!白湯習慣を定着させるために、自分のライフスタイルに合うやり方で作ってみてください。
・作る前に要チェック!白湯の適正温度は?
白湯は飲みやすい温度まで冷まし、少しずつすするように飲むのが理想的。少し熱いなと感じる湯温まで冷まします。一般的に適正温度は50〜60度程度。冷え性にお悩みの方は、60〜70度くらいの湯温がおすすめです。
月齢の低い赤ちゃんに白湯を与える場合は、常温か人肌くらいまで湯温を下げてあげると良いでしょう。白湯を作る際、ケトルや鍋の蓋を開けた状態で10分以上沸騰させるのがポイント。こうすることで、水道水に含まれる塩素やトリハロメタンなどといった有害物質をしっかり除去できますよ。赤ちゃんにあげる際はぜひ注意してあげてくださいね。
・白湯づくりの定番!水道水を使った作り方
白湯作り方では定番である、水道水とやかんを使った作り方をご紹介します。
<準備するもの>
・やかん
・水道水
<作り方>
1.やかん、もしくは鍋に飲みたい量よりも少し多めに水を入れます。
2.蓋をして火にかけて沸騰させましょう。IHコンロでももちろんOK。
3.沸騰したら蓋を外して10~15分程度加熱し続け、50~60℃程度まで冷ませば完成です。
・電子レンジで手軽にできる!ミネラルウォーターを使った作り方
ミネラルウォーターにはカルキが含まれていないので、白湯作りの際もしっかり沸騰させる必要がなく、電子レンジを使って水道水よりも早く作れます。ではさっそく作り方をチェックしていきましょう。
<準備するもの>
・マグカップなどの加熱OKなコップ
・ミネラルウォーター
<作り方>
1.マグカップなどのコップにミネラルウォーターを入れます。
2.電子レンジに入れて1分30秒~2分程度加熱しましょう。レンジよって加熱パワーが異なるため、少しずつ様子を見ながら温めるのがコツ。
3.加熱したミネラルウォーターが50~60℃程度に冷めるまで待って完成です。
・時短で作りたいときにぴったり!電気ケトルでの作り方
電気ケトルは、水を入れてスイッチを入れるだけであっという間に水が沸騰するため、赤ちゃんがいて忙しいママにもぴったり。ケトルを使用する場合は沸騰時間が短くなるため、できればミネラルウォーターで作るのがおすすめです。ではさっそくケトルを活用した、時短でできる白湯の作り方をチェックしていきましょう。
<準備するもの>
・電気ケトル
・ミネラルウォーター
<作り方>
1.電気ケトルに水を入れます。
2.可能であれば蓋を開けたままスイッチを入れて沸かしましょう。メーカーによっては蓋を開けてスイッチを入れると危険な場合があるため、作る前にきちんと確認してくださいね。
3.沸騰したらカップに注ぎ、50~60℃程度になるまで冷まして完成です。
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