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白湯の作り方と飲み方を調査!生姜やシナモン、オリーブ割りアレンジも
冷えた体を手軽に温められる白湯。子どもの頃、風邪を引いたらお母さんが飲ませてくれた、という方も多いかもしれませんね。口当たりが柔らかいため、体調を崩し食欲がない場合も負担なく水分補給できるのがメリット。最近は、普段の生活にも気軽に取り入れられる健康法のひとつとして注目されています。
インド発祥の伝統医学であるアーユルヴェーダでは、白湯はあらゆるエネルギーバランスを整えつつ体内の浄化を叶える、魔法の飲み物として知られているそうですよ。
今回は、白湯が体にもたらす効果と正しい作り方・飲み方、さらにアレンジレシピをあわせて一挙にご紹介します。早速チェックしていきましょう!
■まずは、白湯について知識を深めよう!
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ここでは白湯の特徴、お湯や湯冷ましとの違いについてご紹介します。
・白湯って何?
白湯(さゆ/しらゆ)とは簡単に言うと水を沸騰させて冷ましたもの。反対に、沸騰の有無にかかわらず水に熱を加えたものが一般的にお湯と呼ばれます。白湯は一定時間沸騰させる必要があるため、単純に熱を加えただけのお湯とは微妙に異なります。
効果に違いはないかもしれませんが、沸騰させることで水道水に含まれるカルキなどの不純物が飛び、口当たりがまろやかになりグンと飲みやすくなりますよ。
・湯冷ましとは違うの?
水を沸騰させた後に一定時間を置き、ある温度まで冷ましたものを湯冷まし、と呼びます。白湯も飲みやすい温度まで冷ましたものであるため、一般的には同じものと認識されているようです。
■白湯を飲むとどんな効果があるの?
白湯を習慣的に飲むと、水分補給できるだけでなく体にうれしいさまざまな効果が期待できますよ。具体的にどんな効果があるのか見ていきましょう。
・美肌効果
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ニキビや吹き出物、シミなどといった肌トラブルの多くは、腸内環境の乱れや基礎代謝の低下によるものです。白湯を飲んで胃腸が温められることで、内臓の動きが活発になり、基礎代謝の向上が見込めます。代謝が上がると、体内に溜まった毒素や老廃物の排出がスムーズになるためデトックス効果も。その結果肌への水分・栄養分が届きやすくなるため、美肌効果が期待できるのです。
・便秘予防
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世の多くの女性を悩ませる便秘。ようやく便意を催したと思ったら、今度は便が硬くてなかなか出ない…なんてお悩みを抱える方も少なくないかもしれませんね。便が硬くなる原因は、ずばり水分不足。便秘を解消するにはまず水分をとってあげることが大切です。体温よりも熱い白湯を飲むことで便が溶け出し、スムーズな排出を促してくれますよ。
・冷え性改善
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白湯の効果は、胃腸の機能改善にもお役立ち!胃腸が活性化すると基礎体温が上昇します。体全体がポカポカと温まるため、冷え性の改善にも期待大。もちろん妊活中の女性にもおすすめですよ。気温が低くなる冬はもちろんですが、エアコンの効き過ぎにより体が冷えがちな夏にも冷え対策は有効です。
また基礎体温の上昇は血流をスムーズにするため、足・顔などのむくみ改善も期待できますよ。
・ダイエット
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気候や生活習慣、ストレスなどさまざまな要因により乱れがちな女性のホルモンバランスはとてもデリケート。実は白湯で体を温めてあげるだけでも、体調を整える一助になるんですよ。基礎体温が上がると代謝がアップ。体脂肪の軽減が期待できます。またこまめに白湯を飲むことで小腹が満たされ、間食を抑える効果も。
■白湯の正しい作り方って?
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ただ水を沸かして飲むだけじゃもったいない!正しい白湯の作り方をマスターして、毎日の健康習慣に取り入れてみませんか?
・準備するもの
白湯習慣を定着させるためには、自分のライフスタイルに合うやり方で作るのがベスト。時短レシピで作りたい方は、電気ケトルや電子レンジを使うのも良いでしょう。
白湯の効果をしっかり感じたいなら、水を火にかけて作るのがおすすめ。ケトルや鍋に水を入れて火にかけたら、10分以上沸騰させた状態をキープさせるのがポイント。IHコンロの場合も同様です。長時間沸騰させることで水道水に含まれる不純物が飛び、味がさらにまろやかになりますよ。
・適正温度は?
飲みやすい温度まで冷まし、少しずつすするように飲むのが理想的。少し熱いなと感じる湯温まで冷まします。一般的には50〜60度程度。冷え性にお悩みの方は、60〜70度くらいの湯温がおすすめです。
月齢の低い赤ちゃんに白湯を与える場合は、常温か人肌くらいまで湯温を下げてあげると良いでしょう。白湯を作る際、ケトルや鍋のふたを開けた状態で10分以上沸騰させるのがポイント。こうすることで、水道水に含まれる塩素やトリハロメタンなどといった有害物質をしっかり除去できますよ。赤ちゃんにあげる際はぜひ注意してあげてくださいね。
■白湯の効果的な飲み方
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ここでは正しい白湯の飲み方をご紹介します。ベストなタイミングで飲むことで、白湯の効果を十分に感じられるでしょう。
・いつ飲めばいい?
白湯を飲むタイミングは朝目覚めた直後がおすすめです。体に一日の始まりを知らせ、冷えていた内臓を温めることで代謝がアップ。白湯を飲んでから30分経過した後に朝食をとると◎。胃腸の働きが活発になり、食べたものをスムーズに消化してくれますよ。
食後に白湯を飲むのもおすすめ。消化の働きを助けてくれますよ。食後すぐに水分をとると消化器官の機能低下を招くため、食後は30分以上経過してから飲むと良いでしょう。
・飲み方は?
一度に飲む量はおよそ150ml〜200ml。一気に飲み干すのではなく、10分ほど時間をかけて少しずつすするように飲みましょう。
・1日どれくらいの量を飲めばいい?
1日あたりの白湯の目安摂取量は700~800mlと言われています。過剰に飲みすぎると消化不良など、かえって体に悪影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。起床時や食後、小腹がすいたときなど、自分のライフスタイルに合った飲みやすいタイミングを見つけて少しずつ習慣化していけると良いですね。
■白湯のアレンジレシピを楽しもう!
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毎日の健康習慣として飲みたい白湯ですが、無味無臭のため飽きてしまうことも。はちみつや生姜などを使ってアレンジを加えれば、味に変化がついて飲みやすくなりますよ。ぜひ自分好みの白湯アレンジレシピを見つけて。
・生姜白湯
漢方ではショウキョウと呼ばれる生姜は、体を芯から温め発汗を促します。冷え性の方にもおすすめ。すりおろすのは面倒、という方はチューブでもOK!スパイシーな香りでリフレッシュ効果も期待できますよ。
・シナモン白湯
漢方では桂皮と呼ばれるシナモンは、体を温めるだけでなく鎮痛や肩こりを軽減させる薬としてもよく知られています。利尿作用や抗菌作用にも優れているため、デトックス効果の強化にもお役立ち。ややクセがあるので、飲みにくいと感じる方ははちみつを入れて。ほんのりと甘みが広がる優しい味わいになりますよ。
・オリーブオイル白湯
カップ一杯に対して小さじ1杯が目安。オリーブオイルを入れることで、腸のぜん動運動が促進されるため、便秘にお悩みを抱える方にはぜひおすすめしたいアレンジレシピです。
■白湯習慣を取り入れて、体内美人を叶えよう♡
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美肌効果や便秘の改善など、体内環境の改善に役立つ白湯。水を沸かすだけですぐできるので、普段の生活にも抵抗なく取り入れられそうですね。ミントやハーブを入れて香りを楽しむなど、アレンジを加えてオリジナルの白湯を楽しむのも◎。ぜひ白湯習慣を取り入れて、体の中から美しい体を目指してみませんか?
assan

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