FacebookInstagramYouTube
1歳のいたずらは好奇心。安全な環境づくりで「ダメ」を減らそう

Baby&Kids

1歳のいたずらは好奇心。安全な環境づくりで「ダメ」を減らそう

vol.1439【1日1成長お母さん】「ダメ!」は自尊心を傷つける。叱る回数を減らす工夫が大切

子どもの活発な行動にハラハラ。何度も叱ってしまうことから抜け出そう

行動範囲が一気に広がる1歳。
今までは手が届かなかった棚の上まで手を伸ばして物を取れるようになります。ごみ箱をひっくり返したり、引き出しを開けたりと活発に動き回る子どもにお母さんは心配で目が離せなくなりますね。
動き出すといつの間にか「ダメ!」を何度も言ってしまいがちですが「ダメ!」が増えるほど子どもはやる気を削られます。
自由に動ける環境を整えてあげることで叱る回数を減らし、子どものやる気を育てましょう。

ダメなことを教えようと子どもに注意を繰り返すのはお母さんの愛情

1歳のK君のお母さんは子育てに一生懸命。責任感が強く“ちゃんとした大人に育てないと”という思いから、K君の行動を叱ることが増えていました。
ある日粘土遊びをしていたK君が粘土を口に入れようとしたので「ダメ!」と注意をすると、K君は大泣きしてしまいました。
やってほしくないことを止めようとするとかんしゃくを起こすことが一日に何度もあり「どうしたらいいのかしら」とお母さんは子育てに行き詰まりを感じています。

“何だろう?”は好奇心のはじまり。探究を繰り返すとやる気と集中力が育つ

1歳は何にでも興味を示し、触ったり投げたりしながら学ぶ時期です。
砂や土とは違う感触の粘土は子どもの好奇心を刺激し、口に入れるとどうなるのだろう?と実験してみたかったのでしょう。
粘土なら小麦粉で手作りするなど、少しでも安全な代替えを準備します。お母さんも焦らずゆっくり対応できるでしょう。
いたずらは実体験を通じて身の回りにあるものがどういう機能があり、何のために存在しているのかを学ぶ貴重な経験。
自由に活動できる環境づくりが日々の子どものやる気を育てます。

SHAREFacebook
POST
LINELINE