Baby&Kids
子どもの失敗には「どうして?」ではなく「どうする?」と聞こう
原因を探す「どうして?」ではなく解決法を探す質問「どうする?」を使おう
子どものいたずらや失敗の数々に「どうしてこんなことしたの?」「なんでこうなっちゃったの!」と大声をあげることも日常茶飯事。大人にとって子どもの行動は毎日が驚きの連続です。
お母さんが一人で「誰がやったの?どうしてなの?」と原因探しをしても子どもは覚えていないことが多いでしょう。
何か問題が起こった時は、原因を探すよりも今からどうするかを考えると、子どもの問題解決能力が育ちます。
だって楽しかったんだもん!お母さんにはいたずらでも子どもの悪気はゼロ
Yちゃんは活発で思ったことはすぐに行動に移す4歳の女の子。お母さんが洗濯をしている間に一人で歯磨きをしていましたが、口を濯ぐときに鏡にしぶきが飛んでしまいました。
水が鏡をつたう様子を面白いと思ったYちゃん、今度はわざと鏡に泡や水をかけ始めます。面白くて続けているうちに、洗面台はびしょ濡れです。
洗濯が終わったお母さんがやってきてその様子に気づきました。「ちょっと何してるの!どうしてこんなことしたの!」
原因を探すよりどう対処するかを考えると、子どもは責任を取れるようになる
Yちゃんはただ水遊びが楽しかっただけで悪気はありません。お母さんはついつい「どうして?」と原因を探ろうとしますが、原因が分かっても洗面台が綺麗になるわけではありません。
こんな時はぜひこう言ってください。「びしょ濡れだね。どうする?」この質問をすると原因探しではなく、対処の方法に目を向けることができます。
濡れているなら拭くことが必要。雑巾を持ってくる、自分で拭いて絞るなど、子どもが自分で考えて対処することができます。
こうして行動に対する責任も学ぶことができるのです。
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