出典:photoAC
Lifestyle
出汁の取り方をマスターしよう!保存方法と出汁を使ったおすすめメニューも
■種類が豊富で奥が深い☆煮干しを使った出汁を作ってみよう
魚らしい味と香りが特徴の煮干し出汁の取り方を見ていきましょう。
・煮干し出汁を作るために準備するもの
水1リットルに煮干し25~30g・鍋・おたま・ざる・キッチンペーパー
水出しの場合、水1リットルに対して煮干し30~50g・鍋・酒少々
カタクチイワシの煮干しを使うのが一般的ですが、トビウオを使ったアゴ出汁などのように、全国各地でさまざまな煮干しを使った出汁が作られています。
・魚の旨味が詰まったおいしい煮干し出汁の取り方
煮干しは、臭みと苦みのもとになる頭とはらわたを取り除き、水と共に鍋に入れて30分ぐらいふやかしておきます。鍋を強火にかけ、沸騰直前に弱火にしてアクを取りながら約10分間煮ます。それをキッチンペーパーでこしたら完成です。水出しの場合は、煮干しの頭とはらわたを取らずにそのまま使っても大丈夫です。鍋に全ての材料を入れて冷蔵庫で一晩置けば、朝にはできあがっていますよ。中の煮干しは煮る前に取り出してください。お酒を入れるのは臭み消しのためなので、入れなくても良いです。
■鰹と昆布でうま味の相乗効果☆合わせ出汁を作ってみよう
鰹の旨味成分であるイノシン酸と昆布のグルタミン酸がいっしょになると、相乗効果で何倍にも旨味が増します。香り高く上品な、鰹と昆布の合わせ出汁の取り方を見ていきましょう。
・鰹と昆布の合わせ出汁を作るために準備するもの
水1リットルに昆布10g・鰹節(花かつお)20g・鍋・おたま・ざる・キッチンペーパー
・旨味が倍増、鰹と昆布の合わせ出汁の作り方
はじめに昆布出汁の取り方と同じように出汁を取り、昆布を取り出したら鍋を再び火にかけます。沸騰したら火を止め、次は鰹出汁の取り方と同じように出汁を取ります。少し手間はかかりますが、家でも料亭の味が楽しめるので挑戦してみる価値アリです。
■余った出汁を保存するにはどうすれば良いの?
出汁は作り立てが一番おいしいのですが、使いきれなかったときはこんな方法で保存しましょう。
・冷蔵庫に入れるなら注ぎやすい麦茶ポットが便利
麦茶を冷やすために作られた麦茶ポットは注ぎやすい形状なので、残った出汁の保存容器としても使い勝手が良いです。腐りやすいので作ってから2日以内に使い切りましょう。・冷凍保存するなら欲しい分だけ使える製氷器で
製氷器で凍らせて保存袋に入れておくと、必要な分量を解凍して使うことができます。約3週間保存できますが、冷凍庫内の匂いを吸ってどんどん風味が落ちていくので早めに使ってしまいましょう。
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