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ケンカが増えたのも成長の証。5歳は関わりの中から学ぶ

Baby&Kids

ケンカが増えたのも成長の証。5歳は関わりの中から学ぶ

vol. 1601【1日1成長お母さん】子どもの成長に悩みはつきもの。困ったときほど成長のチャンス

子どもの個性や成長は人それぞれ。その子自身の成長を感じ、楽しもう

お母さんの中には、子どもの成長に不安を感じたことがあるという方も少なくありません。うちの子はひとり遊びばかりしているけど大丈夫かなと感じるお母さんもいれば、他のお母さんから見ると「一人遊びで集中して遊べていいな」と羨ましいと感じることもありますよね。
また子どもの成長によって、お母さんの「困ったなぁ」と感じることも変化します。
問題と感じる行動は実は成長しているからこそ現れてくるものもあるのです。

ケンカは問題行動とは限らない。5歳は関わり合いながら学ぶのが大切

Sくんは、保育園に通っています。Sくんが4歳の頃、お母さんは少し不安に思っていたことがありました。迎えに行くとSくんが一人でパズルやお絵かきをしているので、お友だちがいないのかなと感じていたのです。
しかし5歳半を過ぎた頃から、お友だちと同じテーブルで話しながら遊んでいる姿を目にするようになりました。お母さんは喜びましたが、同時に違う心配事が。
Sくんが「怒って叩かれて嫌だった」「見せてって言ったのに見せてくれないから、取っちゃった」などお友だちと揉めたことを話すようになったからです。

嬉しい気持ちや悲しい気持ちも大切な経験。感情の経験は優しさになる

5歳はお友だちとの関わりの中から、嬉しいや悲しいなどの様々な感情の経験が必要な時期です。
お友だちとの関わり方には個人差も多く、Sくんの場合は5歳の頃からお友だちと遊ぶことを好むようになり、お母さんは急に心配が増えたように感じました。
しかしSくんの感じた気持ちは、ほかの誰かが同じような状況になったときに相手の立場に立って考えることができる力となります。
子どものケンカを優しさや寄り添う心を身につけるための大切な出来事として捉えてみましょう。


 

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