Baby&Kids
1歳の「見て見て」には丁寧に応えよう!自ら学ぶやる気が育つ
vol.1883【1日1成長お母さん】「見て見て」は子どもの興味を知るチャンス!会話を広げて楽しもう
「見て見て」は1歳の発達の中で重要な行為、喜んで応えてあげよう!
1歳前後になると「あっあっ」と指さして、何かを伝えようとする行為が見られます。これを“指さし”と言います。可愛らしい反面、指さす方へあっちこっちと連れまわされて大変なときもあるでしょう。急いでいるとつい受け流してしまうこともありますが “指さし”は1歳の発達の中でとても重要な行為です。興味があるものについて学ぼうとする姿勢が育ってきた、喜ばしい成長の一つなのです。“指さし”に丁寧に応えてあげると、自ら学ぶやる気が育ちます。
指さしが始まったら正しい言葉で語りかけよう!知識と好奇心が広がる
指さしが始まったら、何に興味を示しているのかよく観察してあげてください。その対象について赤ちゃん言葉を使わず、正しい言葉で語りかけましょう。例えば「ワンワンがねんねしているね」ではなく「犬がお昼寝しているね」と伝えます。ありのまま正しく伝えることで、言葉や知識が一つ一つ増えていきます。知識を得るとさらに興味の幅が広がっていき“もっと知りたい”“新しいことにも挑戦しよう”という好奇心が育まれるでしょう。この好奇心がやる気につながるのです。
目的地は誰が決めた?子どもの行きたい所に行くお散歩で対話を楽しもう!
1歳のKちゃんとお母さんは公園へ行こうと出かけましたが、同じところを行ったり来たりしています。「あっあっ」という子どもの指さしに応えようとすると、目的地はあってないようなもの。「お花だね」「蜂が飛んでいるね」指さすものを言葉にして応えるうちに、花に興味があると分かりました。「レンゲの花だよ」と名前を教え「いい匂いだね」と語りかけるとKちゃんもにっこり。公園には行けませんでしたが、たくさん話もできて楽しいお散歩になりました。
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