浮気夫にとって妻とは？浮気発覚後の旦那と嫁の本音、対処法や今後の生活について

■浮気夫に浮気されても別れられないのはなぜ？

妻にとって夫の浮気とは、裏切や悲しみ、怒りを感じる行為。でもそんな思いをしても、別れられないという妻は意外に多いのです。そこで、浮気夫に浮気されても別れられない人の理由をいくつか紹介しましょう。

＜浮気されても別れられない妻の理由＞

• ・経済的に厳しい
• ・夫が好きだから
• ・子どものために別れられない
• ・プライドのため
• ・世間体が気になる
• ・浮気の証拠が不十分

それぞれを詳しくみていきます。

・経済的に厳しい

離婚をすると、生活が大きく変わります。夫が生活費のほとんどを出していたり、共働きで生活がするのが精一杯だったりする場合、離婚すると経済的に厳しくなってしまうことは明らかでしょう。ひとりで生計を立てていく自信がない人は、離婚を選択しないこともあります。

・夫が好きだから

浮気夫だとしても、それを上回るほどの魅力を夫に感じている場合、別れる可能性は低いといえます。夫のことが本気で好きだから、浮気されたとしても、別れるよりいっしょにいる方が幸せだと考えるのです。

・子どものために別れられない

子どもがいる場合は、子どものことを考えると別れられないという理由も多いでしょう。自分は浮気夫のことが嫌いになったとしても、子どもにとっては「良い父親」かもしれません。子どもが父親を必要としている様子をみて、離婚を踏みとどまる妻もいるのです。

・プライドのため

「プライドが許さない」という思いから、浮気夫と別れない妻もいます。たとえば、離婚後夫が、浮気相手とくっつきそうな場合は女のプライドが、浮気相手に子どもができた場合は母親のプライドが傷つくのです。

・世間体が気になる

職場やママ友など、周囲の目が気になって浮気夫と別れられないことも。「浮気される妻という目で見られたくない」という妻もいるでしょう。SNS上で、噂話としてすぐに拡散されてしまうことも考えられます。
特に子どもがいる場合は、子どもに夫婦の問題が伝わったり、子どもが噂の標的になり嫌な思いをしてしまったりすることを避けたいために、周囲の人に浮気の事実を隠したくなるのではないでしょうか。

・浮気の証拠が不十分

夫の浮気を確信しても、客観的な証拠が手に入れられず、離婚に踏み出せないケースも。証拠がないと、離婚や慰謝料請求などができない可能性があり、場合によっては夫にはぐらされてしまうことも考えられます。浮気の証拠をつかむまで、別れず耐えている妻もいるのです。

■夫が浮気しているとわかったときの対処法！離婚する？しない？

夫の浮気がわかったとき、妻の対応はどのようにすれば良いのでしょうか。離婚したい場合と、再構築したい場合に分けてみていきましょう。

＜夫が浮気しているとわかったときの対処法＞

• ・【離婚したい場合】証拠をつかむ
• ・【離婚したい場合】経済的に自立する
• ・【再構築したい場合】夫婦関係を見直す
• ・【再構築したい場合】自分磨きをする
• ・【再構築したい場合】子どもがいるなら子ども第一で考える

詳しく解説していきます。

・【離婚したい場合】証拠をつかむ

相手の不倫を理由に離婚する場合、確かな証拠をつかむことが大切です。不貞行為の証拠とは、法的に不倫相手と肉体関係があることを確認できる資料のこと。写真や録音といった証拠があれば、妻側が有利に離婚できるといえます。

・【離婚したい場合】経済的に自立する

妻は離婚前から経済的に自立しておくとよいでしょう。特に専業主婦の場合や、子どもがいる場合は、離婚後経済的に困窮する可能性もあります。生活費に困ることのないよう、事前に就職・転職活動をするなどして対策を立てておきましょう。

・【再構築したい場合】夫婦関係を見直す

夫が浮気をした理由を聞き、夫婦関係を見直しましょう。セックスレスや妻のモラハラが原因で夫が浮気をした場合は、妻側の日々の言動を改める必要があります。夫婦2人で話し合い、関係を見つめなおすことで再構築がうまくいくかもしれません。

・【再構築したい場合】自分磨きをする

夫に女性としてみられるよう、自分磨きをするのもひとつの手です。夫の浮気後でも、ダイエットやメイク、おしゃれなどで、女としての魅力を取り戻せば、夫が他の女に目がくらむこともなくなるかもしれません。

・【再構築したい場合】子どもがいるなら子ども第一で考える

再構築を望む場合でも、子ども優先で考えるようにしましょう。
離婚をしなかったとしても、浮気発覚後の夫婦関係がギクシャクしていれば、子どもに悪い影響があるかもしれません。また、離婚後に夫が養育費を払わない可能性があるなら、子どもが学校を卒業するまで離婚しないという選択肢もあるでしょう。

■夫が浮気しているとわかったときにしてはいけないこと

次に、夫が浮気しているとわかったときにしてはいけないことを紹介します。

＜夫が浮気しているとわかったときしてはいけないこと＞

• ・激高して夫を問い詰める
• ・浮気相手に連絡をする
• ・すぐに離婚を切り出す
• ・スマホをチェックする
• ・束縛する

詳しくみていきましょう。

・激高して夫を問い詰める

夫に浮気されたと知ったときは、夫を感情的に問い詰めたくなるでしょう。しかし、浮気をした確実な証拠がないと、夫はシラを切ったり、逆切れしたり、嘘をついたりする可能性もあります。また、浮気の証拠を隠そうとするかもしれません。
怒りのままに夫を問い詰めれば、妻にも非があると思われ、離婚の条件が不利になる可能性も。浮気夫との生活が苦しくても、しばらくは冷静を保つことが大切です。

・浮気相手に連絡をする

浮気相手に対して、一言文句を言ってやりたいという気持ちになることもわかります。しかし、浮気相手の家や職場に押し掛けたりすることは、脅迫罪に問われる行為になる可能性があります。逆に訴えられるなんてことになれば、余計に辛い思いをすることになりかねません。
SNSへの書き込みも、名誉棄損に値するかもしれないので控えましょう。直接話したい場合は、きちんとした場を設けることが大切です。

・すぐに離婚を切り出す

浮気が発覚してすぐに離婚を切り出すことも、やってはいけないこと。勢いで離婚を切り出すと、後悔をする可能性もあります。証拠がそろっていない時点で離婚が成立すると、妻は慰謝料を受け取れないことも。きちんと証拠を集めて準備をしてから、浮気夫と離婚について話し合いましょう。

・スマホをチェックする

たとえ家族でも、勝手にスマホをチェックするのはプライバシーの侵害に当たります。証拠集めのためだとしても、勝手にスマホを見た事実が相手にバレると訴えられてしまうかもしれません。証拠を集めることが困難な場合は、探偵に調査を依頼するのもひとつの手です。

・束縛する

浮気を防ぐために束縛をすることもNG行為です。自由な行動を制限することは、浮気夫にとっては逆効果になることも。束縛から解放されたいという気持ちから、余計に浮気したいと思う人もいます。
再構築をしたいと思っても、束縛をすることで余計にギクシャクとした夫婦関係になる可能性も考えられるでしょう。