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夫婦で生活費折半はおかしい?メリット・デメリットやおすすめの負担方法など
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■おすすめの夫婦の生活費負担の決め方
ここからは、夫婦におすすめの生活費負担の決め方について紹介します。
<おすすめの夫婦の生活費負担の決め方>
- ・家賃などの固定費は収入が多いほうが負担する
- ・収入額に応じた割合で負担額を決める
- ・生活費の種類で誰が支払うかを決める
おすすめの方法をそれぞれ見ていきましょう。
・家賃などの固定費は収入が多いほうが負担する
夫婦の収入差が大きいにもかかわらず完全折半となれば、収入が少ないほうは不服に感じてしまうかもしれません。そんな場合は、家賃などの固定費は収入が多いほうが負担するように設定すると良いでしょう。
・収入額に応じた割合で負担額を決める
シンプルな方法として、お互いの収入額に応じた負担額を決めるという方法があります。たとえば、夫の収入が600万、妻の収入が300万、生活費が30万だった場合には負担割合を夫2:妻1として考えます。生活費が予算オーバーしたとしても同じ割合で負担額を簡単に計算できるので過不足の対応もしやすいでしょう。
・生活費の種類で誰が支払うかを決める
生活費の項目ごとに払う人を決めるという方法もあります。たとえば、夫が負担額の大きい固定費(家賃、水道光熱費、通信費など)を、妻は変動費(食費、日用品費、服飾費、娯楽費など)を払うといった分け方です。冠婚葬祭のお金や医療費など、急に支払いが必要となる費用についてもあらかじめ話し合っておきます。
子なし夫婦に子どもが生まれるケースなど、ライフスタイルの変化に合わせて、その都度話し合いの機会を持つと良いでしょう。
■夫婦で生活費について話す際の注意点
夫婦で生活費について話す際には、以下の注意点を念頭に置いておきましょう。
<夫婦で生活費について話す際の注意点>
- ・急な支出によってバランスが崩れる恐れがある
- ・項目の判断をあいまいにしない
- ・感情的にならない
- ・お互いのお金の価値観をすり合わせておく
- ・話し合った結果を必ず何らかの形に残す
ひとつひとつの注意点を詳しく見ていきましょう。
・急な支出によってバランスが崩れる恐れがある
冠婚葬祭や大型家電の購入、固定費の急上昇、怪我で医療費が増えたなど急な支出があることも。それによって夫婦の負担金額のバランスが崩れてしまう可能性があるので、あらかじめ夫婦で話し合うように注意しましょう。
・項目の判断をあいまいにしない
項目の判断をあいまいにしてしまうと夫婦でもめることになりかねません。たとえば家族旅行にかかる宿泊費や食費など、細かい分担も事前に決めておいたほうがいいでしょう。
・感情的にならない
「共働きの妻が生活費を出さないなんておかしい」「生活費を折半すれば自分のほうが損する」などの感情を直接相手にぶつけないようにしましょう。感情的になって喧嘩が続けば離婚の原因にもなりかねません。お互いに冷静になった状態で、資産額や家計簿、家事育児の分担をもとに話し合うことが大切です。
・お互いのお金の価値観をすり合わせておく
夫婦間でのお金の問題の多くは、価値観のずれから始まると言われています。自分は節約、倹約していると思っていても相手はケチ臭いと感じていたり、無駄遣いと疑われたりすることも。
夫婦でお金の価値観がずれないように、お互いがどんな将来を描いているのか、そのためにはどうお金を使えばいいのかなど定期的に話し合う機会を設けるといいでしょう。
・話し合った結果を必ず何らかの形に残す
夫婦で生活費について話し合った際には、決めごとを後々振り返れるよう何らかの形に残しましょう。「この場合はこうする」、「いくらずつ負担する」といったような事柄を紙に書いて夫婦でサインしたり、LINEのメッセージで同意をもらったりするなどしておくと、トラブルを防げるかもしれません。
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