出典: PIXTA
Lifestyle
共依存夫婦の特徴をチェック!共依存の原因や末路、克服法も
共依存夫婦の問題点や危険性
では、共依存夫婦になると起きてしまう問題点や危険性はどんなものがあるのでしょう。
<共依存夫婦の問題点と危険性>
- ・子供に悪影響を及ぼす可能性がある
- ・DVにつながる
- ・モラハラにつながる
- ・お金に対してルーズになる
共依存にはどんな問題点があるのか紹介します。
・子供に悪影響を及ぼす可能性がある
夫婦が共依存の状態になってしまうと、子供にも同じ対応をしてしまいがちです。
子供の学校や日常生活に対しても過干渉となることで、親がいないと子供は何もできない状態に陥ります。
逆に、夫婦二人だけの世界に入ってしまうケースもあります。自分たちの子供だとしても放置してしまい、ネグレクトとなる危険があるのです。
・DVにつながる
相手が自分に依存していると信じている人がパートナーに対して暴力をふるうケースがあります。
「どうして連絡が遅くなったのか」など些細な言い争いから、自分の思い通りにパートナーが動かないことに対して腹を立て、最終的にDVに発展してしまうようです。
・モラハラにつながる
共依存夫婦は、パートナーに対して過干渉となる傾向があります。
パートナーを自分の思うままにコントロールして逆らえない状態にし、パートナーが思うような言動を取らないと暴言を吐きます。そして、暴言を吐かれた側も「嫌われたくない」という思いから反抗せず、従ってしまうのです。
止める人もおらず、この状態がエスカレートしてしまうと、より深刻なモラハラにつながる可能性もあります。
・お金に対してルーズになる
共依存夫婦は、パートナーに対して強い依存心を持っており、自分を犠牲にしてでもパートナーを助けようとします。そして、パートナーを助けるために自分のお金が必要ならば、それを使ってしまいます。その結果、負債や借金が膨らみ「お金にルーズ」になってしまうのです。
共依存夫婦の末路
共依存夫婦を続けるとどうなってしまうのでしょう。
<共依存夫婦の末路>
- ・離婚するのが難しい
- ・逆に離婚につながる
- ・精神的な不安定に陥る
- ・なかなか問題を解決できない
では、共依存夫婦の末路をみていきます。
・離婚するのが難しい
パートナー同士が強い依存状態になっていることで、離婚できない場合があります。
共依存夫婦は「この人がいないと生きていけない」「自分がいないとこの人は生きていけない」と思い込み、離れるのがとても難しいです。また自己犠牲をする行動が当たり前なので、自分の気持ちを優先することが難しく、離婚することが難しくなってしまうのです。
・逆に離婚につながる
共依存が離婚原因となる場合もあります。
例えば、パートナーからの返信が遅いことで喧嘩を繰り返してしまい、少しずつストレスを溜め込んでしまうのはよくあるケースです。
その結果、パートナーのことが嫌になり浮気をしてしまい、最終的に離婚へとつながってしまった夫婦も。
・精神的な不安定に陥る
共依存夫婦はパートナーの顔色をうかがって生活することが当たり前になり、自己犠牲の行動を繰り返すことで、精神的ストレスや身体的問題が生じることもあります。
「嫌われたくない」「捨てられる」など常にストレスを感じることで、精神が不安的になり、やがてうつなど心の病気にかかりやすくなってしまうのです。
・なかなか問題を解決できない
共依存状態だと、借金や浮気、お酒、DVなどの問題が発生してもパートナーを手助けしてしまうため、問題は解決されず長期化してしまうことがあります。
そして、問題が発生した根本的な原因を解決できなければ、その問題を繰り返してしまうでしょう。
共依存から抜け出す!共依存夫婦の克服法
夫婦でもパートナーに適度に依存していてお互いが満足していればいいのですが、深刻な問題を抱えている場合は共依存状態であることを認識し、脱却したほうが賢明です。
その場合は、どのような行動を取ったらいいのでしょう。
<共依存から抜け出す方法>
- ・共依存状態であることを自覚する
- ・別居する
- ・経済的に自立する
- ・一人の時間を大切にする
- ・自分のことを認める
- ・パートナーの嫌いな部分をみつける
- ・プロのカウンセリングを受ける
ここからは、共依存から抜け出す方法を詳しくみていきます。
・共依存状態であることを自覚する
まずは自分の今の状態を自覚することが、共依存から抜け出すためには必要です。
今の状態が苦しいな、お互いに依存しているなと少しでも思った場合は、共依存状態であることを疑ってください。特にDVやモラハラをしてしまっている加害者は自覚していない場合があるため、共依存状態にあることを認めることがとても重要です。
・別居する
共依存状態であることを自覚したら、パートナーと離れてみることが重要です。
パートナーとの生活を続けている状態では共依存を抜け出すことは難しいため、別居をしてパートナーと物理的に離れることが有効なのです。
別居することで夫婦関係に縛られず、広い視野を持つことができるようになるでしょう。
・経済的に自立する
共依存の関係になっているのは、一方が経済的にパートナーに頼ってしまっていることもひとつの原因です。
そのため、経済的に自立できるようにしてみましょう。目標を立てて継続することで自分に自信を持つことができ、共依存からの脱却にもつながります。
・一人の時間を大切にする
「パートナーがいなければ生きていけない」という考えから抜け出すために、一人の時間を楽しむことを意識しましょう。少しずつ自分一人で行動することに慣れていくことが必要です。
また、「自分がどうしたいか」と自分主体で考える癖をつけるように心がけましょう。
・自分のことを認める
「自分だけでは何もできない」と思い込んでしまうことが、共依存の状態をより加速させている場合があります。
そのため、どんな些細なことでも自分で何かを成し遂げられたら自分を認めて、肯定してあげることが必要です。その結果、精神的に自立できて共依存から抜け出せるようになります。
・パートナーの嫌いな部分をみつける
共依存している状態だと、パートナーの嫌いな部分が見えていないケースがあります。パートナーの嫌いな部分をみつけて認識することも、共依存から抜け出すのに必要です。
・プロのカウンセリングを受ける
プロのカウンセリングを受けるのも共依存を抜け出すために効果的です。
共依存の状態が当たり前になってしまっている夫婦は、カウンセリングを受けてカウンセラーの的確なアドバイスを受けてみましょう。
プロの第三者目線の意見を聞くことで、どこを直せばいいか改善点がわかりやすくなるはずです。
Recommend
[ おすすめ記事 ]
Lifestyle
窓の結露対策も100均で!ダイソー・キャンドゥ・セリアのおすすめグッズ紹介 はらわ
Lifestyle
絶品「呼子のイカ」を求めて!佐賀県でしか叶わない子連れグルメツアー【九州ママ通信vol.8】 相原知咲
Lifestyle
事実婚と同棲の違いとは?メリット・デメリット、確認しておきたい制度など misato
Lifestyle
SNSでバズったあの商品も!【カルディ】2024秋おすすめ商品12選 Lilly
Lifestyle
スライドレールは100均で!ダイソー・セリアで買えるおすすめや収納ワザ、DIY例紹介 yoko
Lifestyle
ファミマ限定も!コンビニで買える【スターバックス】季節限定ドリンクは寒い冬にぴったり♡ 編集部・くわ子