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Lifestyle
産後のセックスはいつから?産後は痛い?注意点や時期、夫婦生活の頻度も解説
人に聞けない!産後のセックス頻度ってどのくらい?
産後のセックス事情はなかなかデリケートであり、気軽に人に聞けない問題ですよね。でも気になる…そんな方のために、産後のセックスの頻度についてまとめてみました。
・産後3ヶ月以内に再開した人は約半数
調査によると、「産後いつからセックスを再開した?」の問いに対し、「再開していないが」が約29%、「1ヶ月健診後」が約23%、「産後2〜3ヶ月」が約23%という結果でした。約半数の人が産後3ヶ月以内にはセックスを再開しているようです。
出典:ベビカム(「妊活中・妊娠中・産後のセックス」について)
・産後セックスの頻度は減少傾向
産後は「性欲がない」「疲れている」「どこでしたらいいかわからない」など、さまざまな要因で、セックスをする頻度が減少します。「産後セックスの頻度は変わった?」の問いに「はい」と答えている人が約84%と答えており、産後セックスの頻度は減少傾向にあるのです。
また、厚生労働省の調査によると、20〜40代の夫婦の半数がセックスレスであるとされていますが、妊娠や出産がきっかけとなることも多いようです。ちなみにセックスレスとは、「特別な事情がないにも関わらず、セクシャル・コンタクト(キスやペッティング、ベッドインなどを含む行為)がない期間が1ヶ月以上であること」とされています。
出典:ベビカム(「妊活中・妊娠中・産後のセックス」について)
産後セックスレスに?産後のセックスレスの原因
産後セックスの頻度が減少する原因はどこにあるのでしょうか?以下の4つがセックスレスの主な原因と考えられます。
<産後セックスレスの原因>
- 子どもの存在
- 育児疲れ
- ホルモンバランスの乱れ
- 痛みがある
詳しく見ていきましょう。
・子どもの存在
一番は子どもの存在が大きいようです。日本では、子どもと添い寝していたり、家族みんなが同じ寝室であったりする家庭が多く、「子どもが隣にいるからできない」「子どもが気になる」という理由からセックスレスになると考えられます。子どもといっしょに寝ると得られるメリットもありますが、「したいけどできない」などの環境に陥ってしまうのです。
・育児疲れ
産後の体が回復していないまますぐに始まる育児。おむつ替えや授乳など赤ちゃんのお世話に追われ、体力面だけでなく精神面もヘトヘトになってしまいます。そのため、「慣れない育児にセックスどころではない」「セックスする時間よりも睡眠時間を優先したい」という女性も多くセックスレスに繋がってしまうのです。育児疲れでセックスできない場合は、まずはしっかり休めることを優先しましょう。
・ホルモンバランスの乱れ
産後は、女性ホルモンの影響により「セックスしたくない」と気持ちに変化が現れやすいもの。性欲の低下や不眠、イライラするなどさまざまな症状が現れることも考えられます。また、授乳するたびに「プロラクチン」というホルモンが分泌されるのですが、これには性欲を抑える働きもあります。こうしたホルモンバランスの影響でセックスレスに陥りやすくなるのでしょう。
・痛みがある
「痛い」「会陰切開の傷が痛くて入らない」など、セックスに対して不安が大きくなることも、産後セックスレスの原因の一つ。ホルモンバランが乱れることをお伝えしましたが、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」が産後から急激に減少することで、膣の弾力が減る、乾燥しやすくなり「ぬれない」状態になってしまいます。産前よりも性交痛を感じやすくなったと言う人もおり、痛みが怖くてセックスに積極的になれないことがセックスレスに繋がるのです。
産後のセックスを楽しむ方法
産後セックスレスに悩む夫婦は多く、今は悩んでいなくても今後直面する問題でもあるでしょう。産後にセックスレスにならないように、以下の方法を試してみてくださいね。
<産後のセックスを楽しむ方法>
- 愛情表現をする
- ラブホテルに行く
- 痛み対策を行う
ひとつずつ解説します。
・愛情表現をする
産後は慣れない育児に家事、仕事の両立で夫婦ともにストレスを感じやすい時期でもあります。セックスは夫婦のコミュニケーションの一つですが、それだけがすべてではありません。体や心が不安定な時期だからこそ、優しく愛のこもった言葉や行動が必要なのです。相手を思いやることで、相手からの愛情を改めて感じられるので、産後の良好な関係に繋がるでしょう。
・ラブホテルに行く
ラブホテルに行くのも一つの方法です。両親に預かってもらったり、自治体の「一時預かり」のシステムを利用したり、子どもを預かってもらい夫婦の時間を作ることでセックスを楽しめるでしょう。
「セックスのためになんて、気が引ける」と思うかもしれませんが、セックスも夫婦の貴重な時間なので、引け目を感じる必要はありません。堂々と「ふたりの愛を育む時間」を楽しみましょう。
・痛み対策を行う
性交痛があるなら、潤滑ゼリーを使うなどの対策をすることもセックスを楽しむ方法です。膣の入り口に潤滑ゼリーを塗ることで、膣が潤う、痒みの緩和、痛みの減少などが期待できます。痛みへの不安がなくなると、よりセックスにも積極的になれるでしょう。
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