未来の行動を提示するのが正しい叱り方、過去や現在を否定するのが間違った怒り方

Baby&Kids

未来の行動を提示するのが正しい叱り方、過去や現在を否定するのが間違った怒り方

大人には適当に見える子どもの行動は、実は一番大切な学びの段階なのです


ピアノのお稽古を始めたNちゃん。嬉しくていつも楽器の前にいるんですって。まだ曲は弾けないし音符の読みもできないから、やる事といったらとにかく鍵盤を叩いて曲になったつもりで遊んでいるそうです。幼稚園の先生を真似て、弾き歌いも上機嫌で楽しんでいるんですって。このときのとびっきりの笑顔は最高なのです。大人からみると“ふざけ”と思える“なりきり行為”は、実は大切な学びの過程なのです。

 

未来の行動を提示するのが正しい叱り方、過去や現在を否定するのが間違った怒り方


そんなNちゃんにお父さんは大きな声で「うるさい!」と言い放ったそうです。お父さんって急に感情的に怒鳴るときがありませんか?話によると早朝だったのでご近所の手前があること、何よりもお父さんには曲にならないものを毎日聞いているのは騒音レベルに感じて不快だったとのこと。わからないでもないですね。このときのNちゃんはどう思ったのでしょう。

 

怒鳴っていい場面は「道徳に反するとき」と「危険なとき」しかありません


感情的に怒鳴っていい場面は二つあります。一つは「道徳に反したとき」。嘘をついたり、友達をいじめたり、法をやぶったりしたときですね。二つ目は「危険なとき」。道路に飛び出したり、友達を押し倒したりしたときです。それ以外の場合は「するべき行動」を示してあげるだけで十分な場合が多いものです。

 

叱るときは「どうして欲しいのかを」出来るだけシンプルに伝えよう


私たち親って無意識のうちに間違った怒り方をしてしまっていることが多くあります。気を付けたいのは現在過去を否定する怒り方をしないこと、「うるさい!」で現状を否定しています。さらにひどい場合は「なんでそんなことしたの?」「いつもそうなんだから」と原因追及したあげく、過去を否定してしまったりします。さらに行き過ぎると「ダメな子ね」と人格否定までしてしまうことすらあります。そんなときは「どうして欲しいのか」を出来るだけシンプルに伝えましょう。Nちゃんの場合は「静かにしてね」で十分です。

 

今日の1日1成長


なぜ注意や叱られたのか子どもが理解でき、気づきを与える言葉を使いましょう

子どもの考える力も1成長、ママの質問力も1成長。

森みきこ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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