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母の愛情不足なの?息子に爪噛みやチック症状が

投稿写真「娘の里莉10カ月です」(祐美・23歳)

Baby&Kids

母の愛情不足なの?息子に爪噛みやチック症状が

vol.354【1日1成長お母さん】問題行動は風邪と同じ。心配し過ぎず早めの対応を心がける

気になる行動は成長のステップ。頑張っている心を受けとめよう

爪を噛む、チックが出る、おねしょをする、赤ちゃん返りをする……、こんな症状が子どもに出たら、お母さんはみんな「私がふだん忙しくてみてあげられなかったから」「私の接し方に問題があったのかもしれない」と悩みますが、そんなことはありません。これは周期的にやってくる成長のサインなのです。「頑張ってるのね」としばらく見守ってあげると、その壁を乗り越えて、一つ成長するのです。ただ、爪噛みは癖になりますので、お母さんが子どものことを観察して、噛みそうになったら「爪を噛んでるよ」と教えてあげるといいでしょう。

お母さんを困らせる夜泣きも成長のステップです

こうしたサインは、どんな子でも、定期的にやってきます。たとえば赤ちゃんの頃の夜泣きは、お母さんを困らせることの一つですが、これも記憶力が大きく成長するサインです。1才のときにくる夜泣きは、歩き出したときの興奮、歩きたい、さわりたいという好奇心が脳を刺激するからです。2才の夜泣きの原因は、知りたい、しゃべりたいという知識欲。いろいろなことを吸収しているからこそ夜泣きがある。吸収が終わり、整理がつくとやむのです。

気がかりなことがあるときは、思い切っていったん子育てに集中する

小学校にあがってからも、落ち着いているなと思っているところに「最近、忘れ物が多いですね」「落ち着きがないですね」なんて先生から言われたりすることがあります。それも、やはり次に行こうとするときに格闘しているサインです。ただ、サインが出たときは、働いているお母さんも思い切って、仕事はいったん後まわしにして、子育てを優先させたほうがいいですね。1〜2週間、子どもと本気で向き合うと、子どもはすぐに立ち直ります。そういうときに「忙しいから」と放っておくと、状況は悪化します。風邪と同じです。

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