投稿写真「息子の創汰5カ月です」(誓子・32歳)
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「転ばないで」と言った直後にスッテン!まるでコントみたい
vol.355【1日1成長お母さん】子どもは「○○しないで!」という否定命令を理解するのが苦手です
「転ばないでね!」というと転ぶ確率が上がります
「転ばないでね」「階段から落ちるよ」と子どもに言った瞬間に、子どもが転んだり、階段から落ちたりといった光景を目の当たりにしたお母さんは多いのではないでしょうか。これは、お母さんが子どもに暗示をかけているからです。お母さんが「転ばないで」と言えば、子どもは「転んだ」イメージを頭の中で映像化し、そのことに気をとられて転ぶほうに体が動いてしまいます。この暗示で、そのあとにその行動が起こる確率は、なんと50%!半分の確率で口にしたことが現実になるそうです。
子どもは否定命令を理解できません
小さい頃なら転ぶだけですみますが、子どもが学校に行くようになって「勉強しないと仕事ができなくなるわよ」と言っていると、大人になって本当に仕事ができなくなっては困りますね。「転ばないでね」ではなく「気をつけてね」、「落ちるよ」でなく「注意して降りようね」と、お母さんがしてほしいことだけを意識して言えばいいのです。
夜寝る前の魔法の暗示で、困った子がいい子に変わる?
同じ暗示でも、魔法の暗示もあります。夜、子どもが布団に入って寝入るまでの5〜10分は、最もリラックスして潜在意識にメッセージが届きやすい時間帯。そのときに、お母さんは子どもの耳元でやさしく「明日は早く起きようね」「お友だちと仲良く遊ぼうね」と、もう少しこうなったらいいのに、ということを語りかけましょう。きっと翌朝は笑顔で自分から起きてくるでしょう。
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