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「おなかがすいた!」ってママはあなたの召使いじゃない

投稿写真「娘の昊4カ月です」(まみ・29歳)

Baby&Kids

「おなかがすいた!」ってママはあなたの召使いじゃない

vol.356【1日1成長お母さん】自立した子にしたければお願いの方法を教えよう

「おなかがすいた~」をきっかけに、お願いの方法を教えよう

子どもの胃は小さいので1日に何度も「おなかがすいた~」といってきます。あまりに頻繁だとうんざりすることってありませんか?子どもが「おなかがすいた」と言ったら、たいていのお母さんは何かを作って出すでしょう。でも、ほんとうは「おなかがすいた」と言ったら、「おなかがすいたのね」だけでOK。おなかがすいたのは、子どもの問題であって、お母さんが解決してあげることではないからです。

ママがなんでもやってくれると思わせてはいけない

「何か食べたい!」と言ったら、「何か食べたいのね。ママも食べたい」。それでも納得しなかったら「食べたくてどうしたの?」と問いかける。「何か作って」とお願いされたら、お母さんは作ってあげてもいいし、今はいやだと言ってもいいし、ちょっと待ってと言ってもいい。いずれも子どもが、そこでお願いして初めて交渉成立ですよね。もちろんお母さんとしては、おなかがすいたと言うだろうと思い、バナナやおむすびを用意しておくのは悪いことではありません。大事なのは、子どものほうから「こうしてほしい」と言わせることです。

ふくろうのように、じっくり見守ってから最後の手を差し伸べる

自分から言わせるポイントは、子どもが「おなかがすいた」と言ったら、お母さんがまず子どものことを観察(O=Observe)し、子どもがどうするか少し待ってみる(W=Wait)。それから、どうしたいのか聞いてみる(L=Listen)。これを“OWL(フクロウ)の法則”と言います。お母さんはフクロウになったつもりで、静かに子どものことを観察し、行動すべきタイミングをじっと待ってみましょう。

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