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正しい叱り方って?行動を具体的に指摘しよう
vol.395【1日1成長お母さん】叱る時も褒める時も正しい行動を具体的に指摘しよう
禁止語と指示語。意外と多い曖昧な表現は子どもに伝わっていません
お母さんたちに「日頃の口癖を10個書き出してください」と尋ねたら「ちゃんと!」「早く!」「ダメ!」「だから言ったでしょ」「それ違う!」などが挙げられました。これらを板書した途端「どこの家庭も同じね」「気持ちがわかる」「それ言っちゃうわ」という声があがりました。こうして文字に起こしてみると禁止語や否定語、曖昧な表現が多いことに気づきますね。
叱るときは、お母さんの感情を切り離して、行動を的確にしてきしましょう
ついつい発する言葉は無意識のことが多いものです。それでも子どもに伝わっているならいいのですが、実は子どもには正しく届いていないことが多くあります。何度言っても行動が改善しないのはそのためですね。「ちゃんと」とはどのくらいなの?「いい加減にしなさい」とはどこまでならいいの?という疑問が浮かんでしまいます。子どもにはより具体的な行動を示さないと、正しい行動へと導くことはできません。
“1回叱ったら、4回褒める”望ましい行動を増やすことが大切
子どもへのしつけで“叱る”ことも必要です。間違った行動をした時には「それは違うよ」と教えて、正してあげなければいけません。叱る時も褒める時も“行動”について具体的に。「車道では遊ばない。家の裏が安全よ」「手を洗わずお菓子を食べるのはバイ菌だらけ。手洗いが先よ」褒める時は「真っ先に洗面所に行ったわね」「いい遊び場を見つけたわね」と少しの善い行動をすかさず言葉に出して褒めてあげましょう。
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