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問題を自分で解決できる子どもになるオープンクエッション法

Baby&Kids

問題を自分で解決できる子どもになるオープンクエッション法

vol.428【1日1成長お母さん】原因にこだわらず解決法を探して問題を前向きに捉えよう

ついつい追求したくなる原因。対処したくて探す原因が実は解決を遠ざける?

「もう!どうしてこんなことしたの!」お母さんならこんな風に、一度は言ったことがあるでしょう。何かして欲しくないことをした時や、あり得ないような失敗をした時、ついつい「どうして?」と口から出てしまいますよね。そして子どもに原因を追求したくなりますが、お母さんが納得する答えはなかなか返ってきません。なぜなら子ども自身も分かっていないか、分かっていても説明する言葉を知らないからです。

理由なんて分からない!だってその時はそれがいいと思ったんだもん

4歳のSくんは洗面台で手を洗っている間に楽しくなってしまい、パシャパシャと水で遊び始めました。水道から出る水をあっちに飛ばしこっちに飛ばし。お母さんが気づいた頃には洗面所が床まで水浸しです。「もう〜!どうしてこんなことしたの!いい加減にして!」そう怒られました。「どうしてなの!」と聞かれましたが答えられません。だって理由なんてないのです。ただ水が飛ぶ様子がきれいで「楽しかった」だけなのです。

原因に捉われず解決法を子どもが見つけるオープンクエッション法

オープンクエッションとは、答えが「はい」「いいえ」にならない質問のことです。「○○するの?」と聞くと答えは「はい」「いいえ」のどちらかですね。オープンクエッションでは「どうする?」「どうしたらいい?」と聞きます。すると「はい」「いいえ」で答えられないので、子どもは自分で考えるようになります。無理に原因を探すのではなく、オープンクエッションで“どうすれば解決できるか”を一緒に考えましょう。

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