Baby&Kids
絵本にこだわらなくても大丈夫。コミュニケーションを楽しもう
vol.459【1日1成長お母さん】絵本を読む時間がない日は、気付いたことを言葉にして伝えよう
“しなければ”という呪文から解放されて“したいこと”に焦点を当てよう
頑張り屋さんのお母さんは家事も完璧に、そして子どもにとって良いことは全部を取り入れてしっかり子育てをしたい!と力が入ってしまうことがあるかもしれません。でも上手く事が運ばず疲れてしまうならば、こだわる視点を変えてみてください。絵本の読み聞かせが上手くできる時は親子共に穏やかな気持ちで向き合える時です。負担に感じるならば“しなければ”というこだわりをやめていいのです。
絵本を読む一番の効果は、親子のコミュニケーションがとれること
絵本はなぜ良いのでしょう?「言葉の発達を促すから?」「想像力を養うから?」もちろん両方です。たくさんの言葉で語りかけると子どもの語彙力は上がります。また絵本の主人公になりきることでイメージを膨らませ、想像力が豊かになります。でももっと大切なのは、親子のコミュニケーションがとれるということです。お母さんが子どもを膝の上に乗せて優しい声で読み聞かせてあげることで、子どもは幸せを感じます。
ふれ合いながらお母さんを独占できることで、子どもの心は満たされます
料理をしながら、スマホをさわりながら絵本を読むことはできませんね。絵本を読んでもらう時間は子どもがお母さんを独占できています。それこそが子どもの心を満たすのです。子どもは10分ほどの短い時間であってもお母さんとふれ合い、真剣に向き合ってもらうことで心が穏やかになります。ふれ合いながら心を通わすことを専門用語で“アタッチメント”といい、子どもの穏やかで豊かな心を育てるのに大切なコミュニケーションです。
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