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女の子はけんかを通じて気持ちのコントロールの仕方を学ぶ

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女の子はけんかを通じて気持ちのコントロールの仕方を学ぶ

vol.474【1日1成長お母さん】解決してあげるよりも「リピート法」で感情を受け止めよう

お母さんに助け舟を求めてきたら感情をコントロールできるよう対処しよう

5歳ごろになるとお友だちと関わって遊べるようになります。しかし上手に関われるようになって安心したのもつかの間。子ども同士のやり取りで、「○○言った」「○○言われた」などの小さな行き違いが起こってきます。女の子はどちらかというと感情的になりやすいです。自分だけでは思いがおさまらずお母さんに助け舟を求めるという簡単な方法を知っているのです。そんな時は、感情をコントロールできるようなお母さんの対処力がカギとなります。

ちゃんと解決しなくては!と、お母さんが裁判官になってはいませんか?

子どもがけんかをした時、お母さんは正しいことを教えたい、道徳心を育てたいと思うあまり解決してあげなくては、と意気込んでしまうかもしれません。両者から状況を聞き出し「それは○○ちゃんが悪いわね、謝りなさい」なんて言いたくもなります。しかし、けんかはどちらが悪くてどちらが謝らなくてはならないなんて、単純に白黒つけられるものではありません。それにお母さんは裁判官ではありませんよね。

子どもが何かを訴えてきたら、「リピート法」で感情を受け止めよう

子どもがけんかをして何かを訴えてきたときは、言葉をそのまま繰り返す「リピート法」が効果的です。「○○ちゃんが叩いたの」と訴えてきたら「○○ちゃんが叩いたのね」と繰り返し、「私は何もしてないんだよ!」と言われたら「あなたは何もしていないんだね」と繰り返します。このようなやりとりを、子どもが言葉が出なくなるまで続けます。このリピート法だけで子どもの感情は落ち着いていく効果があります。

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