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真面目なお母さんがはまる落とし穴。「〜べき」に縛られないで
vol.476【1日1成長お母さん】お母さんが素直な気持ちを表せば、子どもはどんどん素直になる!
きちんとしたいお母さんの正論は、子どもを追い詰めて反発を招く
「ちゃんとしなくっちゃ」「きちんと子育てしなくっちゃ。」そんな風に頑張っている、とってもいいお母さん。「毎日毎日子どものわがままに振り回されて疲れちゃうわ」そんなお母さんも多いのではないでしょうか。頑張るあまりついつい肩に力が入っていませんか?お母さんはこうするべき、子どもは親の言うことを聞くべき…。「〜べき」が多い真面目なお母さんが陥りがちなのが、子どもを正論で押さえつけてしまうことです。
子育てに必要なのは正論じゃない。お母さんの気持ちが気づきを与える
実は、子育てに正論はあまり必要ありません。小さな子どもはものの道理を理論的に学んで理解するのではないからです。ではどこから学ぶのでしょう。それは子どもにとって一番身近な存在である、お母さんの気持ちからなのです。お手伝いをしたらお母さんが喜んでくれた、弟に意地悪したらお母さんが悲しんだ。そんな経験から子どもはしていいことや悪いこと、ものの道理を知るのです。だからお母さんの素直な気持ちがとても大切。
気持ちを伝えることが思いやりを育み、共感の気持ちが行動を決める
子どもは大好きなお母さんの気持ちに敏感です。だからしつけはお母さんの気持ちを伝えることを意識しましょう。「手伝ってくれてありがとう。お母さん嬉しいわ」「そんなことを言うなんて、お母さん悲しいわ」などです。感じたことをそのまま素直に伝えましょう。理屈でしつけようとすると子どもは追い詰められて反発しますが、気持ちを伝えると優しい思いやりが育ちます。そこからしていいことと悪いことの判別がつくようになるのです。
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