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出したらしまう。当たり前のことができないのはどうして?

Baby&Kids

出したらしまう。当たり前のことができないのはどうして?

vol.479【1日1成長お母さん】最初から片付けられる子はいない。ゲーム感覚で楽しもう

快い返事は聞こえているだけ。返事をしたことと即実行できることは別問題

「片付けしなさい!」「はーい」そんな元気のいい返事をくれたのに、ふと見るとおもちゃで遊んでいる子ども。「片付けしなさいって!」「はーい」しばらくすると今度は絵本をじっくり読んでいます。片付け?ええ、もちろん終わっていません。言われたことなどすっかり忘れた子どもは、次から次へと楽しみを見つけ、夢中で遊んでいます。片付かない部屋の前でため息をつきたくなった経験、お母さんならあるのではないでしょうか。

すぐ忘れるのは発達の問題。言うことを聞かない悪い子ではありません

「うちの子、私の言うことを聞く気が全くないのよね」と愚痴りたくなるかもしれませんが、そうではありません。実はこれには理由があります。子どもはワーキングメモリーという短期記憶が未発達なため、新しい興味や刺激を受けるとその前のことを忘れてしまうのです。わざと行動に移さないのではないのです。子どもの興味へのスピードは大人が思うよりも速いのです。

忘れたことを叱るより片付けやすい工夫を!ゲーム感覚で楽しもう

「捨ててしまうわよ!」と言う必要はありません。やっぱり片付けもできるように教えていかなければいけません。そんな時は「何するんだっけ?お母さん何て言ったかな?」と思い出させてあげましょう。そして片付けが楽しいと思えるようにするのもおすすめです。タイムを計ってお母さんと競争するなど、ゲーム感覚で教えるのも効果的です。

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